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ヒカリ:「サトシ、
どうしちゃったのかしら、、、」
ヒロシ:「うーん、、、」
ヒロシ(気のせいか、、さっきのサトシ、
古代書を解読していたような、、、)
ヒカリ:「、、痛っ」
ヒロシ:「どうしたの?」
ヒカリ:「実は今日、ヤマブキシティに
行ったら、作業員の親方みたいな人に
蹴られちゃって、、」
ヒロシ:「本当かい?、、ヒドい奴だねっ」
ヒカリ:「そう!ヒドい奴だったのよ、、。
挙げ句の果てに変な目で見てくるし、
もう散々だったわ、、(タメ息)」
ヒロシ:「大変だったんだねっ、、」
ヒロシとヒカリは片づけを済ませ、
テーブル越しに座りしばらく話をした。
ヒカリ:「、、、ねぇヒロシ君っ」
ヒロシ:「ん?」
ヒカリは一つ、提案した。
ヒカリ:「オーキド研究所に行ってみない?」
ヒロシ:「オーキド研究所に?」
ヒカリ:「えぇっ、オーキド研究所よっ」
珍しいヒカリの提案に、ヒロシは
目を丸くした。
ヒロシ:「、、、あそこは今、封鎖されてて
中に入れなかったんじゃなかったっけ?」
ヒカリ:「噂じゃそうなんだけど、、」
ヒロシ:「どうして急に?」
ヒカリ:「うーん、、なんて言うか、
特に理由はないんだけど、何か
あそこに行けば、15年前の事件の事が
わかりそうな気がして、、、。
ほらっ、オーキド博士ってポケモン界の
最高権威だったじゃない?
もしかしたら、事件と何か関係が
ないかなと思って、、、」
ヒロシ:「、、、」
ヒロシはヒカリの方を向き固まった。
ヒカリ:「色んな資料もあると思うし、行って
無駄にはなんないかなーって、、、どうかな?」
ヒロシ:「、、そうか、、その手があったか!」
ヒカリ:「え?」
ヒロシは見落としていた事に
気づいたような様子だった。
ヒロシ:「確かにオーキド博士は
ポケモン界の最高権威。ポケモンに於いての
情報ならどこよりも先に入手していたはず!
ヒカリちゃんが言うように、もしかしたら
あの事件が起きる前の情報を
知っていたかも知れない!」
ヒカリ:「なるほど!」
ヒロシ:「ヒカリちゃん、いい提案だね!」
ヒカリ:「ふふっ(笑顔)なら早速、
その事をサトシ達にも言わなくちゃね!」
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