02プラチナむかつく奥様は13歳。
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ていたようだが、月火ちゃんには魔法?が効かなかったのか、怪異と認定された忍。
「化け物とはなんじゃ、お前もそうであろうが? この家に入り込んだ怪異が」
忍の挑発的な言い方にプラチナムカついた月火ちゃんは、紅三四郎方式で浴衣を着て帯を締めて、何か車田調に絵が変わって極太の眉になり、男前な表情でこう言った。
「ふっ、夜の闇を這いずる吸血鬼風情が、この天上の鳥、鳳凰の羽ばたきを恐れぬのならかかって来い!」
月火ちゃんは鳳凰座の聖衣とかは復活させて纏わなかったが、小宇宙を燃焼させて背景と目の中が燃え上がった。
「鳳翼天翔!!」
まず幻魔拳じゃなくて、燃焼技のフィニッシュブローを出した月火ちゃん。それは是非屋外でやって欲しい。
特大サイズのフォントで見開きの四隅に文字が出て、岡田芽武ぐらいの武技言語を詠唱した妹。
屋内用なのか、まだ力が弱いのか、アニメ版みたいな巨大な火の鳥じゃなくて、孔雀サイズぐらいの鳳凰がクエックエーとか鳴きながら部屋を飛び回って、忍に火炎攻撃を始めた。
「ザシャア!」
効果音を口で言った忍は、スウェイバックでかわして火炎を掌底一本で受けて、余裕の表情をしたが、お約束どおり聖衣のヘッドパーツを飛ばされ頬に切り傷が付いて「ゲエッまさか?」とヤラれるザコのセリフも言った。
やはり齢400年にして人生の楽しみ方を習得したらしい。
「一気に決めてやるぜ、鳳凰幻魔拳!」
マーマのロザリオで守られていなかった忍は、沈没船が海底に沈んで、マーマも崩れてしまう幻を見て倒されて影に帰った。
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