暁 〜小説投稿サイト〜
姦物語(ヤリモノガタリ)
02プラチナむかつく奥様は13歳。
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
朝のスーパーヒーロータイムでも見て、ついでに今のプリキュアなんかもチェックして置こう、是非そうしよう。
「いいよ……」
「エ?」
 朝っぱらから月火ちゃんは、部屋着と言うか寝間着の浴衣を脱いで、女児用ブラと女児用パンツを出した。いやそれは反則だから。
 素早く僕のベッドに入って、モソモソしている月火ちゃん。ブラとか外してるらしい、いやソレダメ〜って言うか、近親、じゃないんだ、妹、でも無いし、ああ、僕のほうが混乱している。
(まあ、妹御をタップリ可愛がってやるが良い、クックックッ)
 僕の家庭を破壊した、憎っくきロリBBAのヴァンパイアが、何やら笑っていて僕が混乱する様子を見て喜んでいる。
 この状況は「くっ、悔しい、でも感じちゃう」なので、みさくら語で「んほおおお!」とか叫んでしまいそうだ。
「お兄ちゃん、来て」
 ベッドから目から上だけ出した元妹は、ちょっと泣き腫らしたような赤い目とメスの顔で僕を呼び寄せ、準備オッケーの合図を出した。
 いや、妹にプニプニ〜は出来ても、血が繋がっていない義妹とか、男の直球ど真ん中のはずなんだが、実の妹と一緒で義妹でも妹は生意気過ぎてムカついて、一緒の巣で生活してる家族に欲情できる男はイないと言うか、所謂ひとつの「大リーグボール2号は水に弱かとですたい!」でセコムしてますか?な訳で、あれ?
「しよ?」
 ガハラさんとか羽川になら言って欲しい言葉ナンバーワンの「しよ?」とか「阿良々木くん、私、今年の夏の思い出欲しいんだ」だが、血が繋がっていない実の妹に言われると非常に困るわけで、「お〜い山田君、木久蔵さんの全部持ってって」な状態だ。
(さ、女に恥をかかせる物ではないぞ、行ってやれ、据え膳食わぬは何とやらじゃ、主殿よ、クックックッ)
 ロリBBAのクソヴァンパイアが、また何か言ってプラチナむかついた僕は、家族を破壊したがっている奴に、僕達兄妹の絆を見せ付けてやることにした。
「わかったよ、僕の大切な妹」
 ベッドに入った僕は、まだ怖がって震えている妹を抱いて、優しく全身を撫でて落ち着かせてやり、キスもしないで可愛がった。
(な、何をしておるのだ? 妹であろう? 月火は妹なのであろう?)
 何か忍が予想した脚本から外れて違う方向に行ったようで少し慌てているが、その様子も楽しませて貰おう。月火ちゃんは僕の大切な妹なのだから、プラチナむかついている時以外は可愛がって優しくする。
 ロリBBAは予定と違ったのか、裸の月火ちゃんを抱っこしてナデナデしているのが気に入らないようで、ついに影から出て実力行使しようとした。
「こりゃ月火、それはワシの主で下僕なのじゃ、手を出すな」
「あ、出た、お兄ちゃんに憑いてる化け物」
 朝の食卓では自分の従姉妹で魔法少女、「暦お兄ちゃんのお嫁さんになる〜」で納得し
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ