第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change8:悪魔の決闘・後編〜A cruel endier〜
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にサーゼクスの妹ちゃんはありえないぐらい善戦していたね〜。それに比べてライザー君は油断しすぎでもしこれがプロとのゲームだったら確実に負けていたね〜〜。結果としては満足できないけど」
「みんなそれぞれの感想をありがとう。私は特に妹、リアスの『兵士』君に賛辞を送りたいね、ところどころ私情に駆られたり、妙な技などが出たが私もアジュカと同じ意見だ。しかもセラフォルーとファルビウムの意見も私としては同感といいたい。確かにライザー君はリアスに勝ったが試合の内容的には少々辛口な評価をせざる終えない。何せゲームを経験したことないリアスたちにフェニックスの涙を使って勝ったからね」
まあ、四大魔王がいっていることはすべて正論だな。はっきり言えば戦場は常に結果が求められそのためにしてきた功績などは意味を成さない。だがこの常識はあくまで戦場・戦争で使われるものだ。今回はあくまでも魅せる戦い、戦術はもちろん立ち回り・状況判断・駒の使い方、つまりそれにいたるまでも経緯も観点に入っている。
要約すればライザーは勝負には勝って評価でリアス部長たちに負けたって所だな。
「さて君はどうだね?リアスの協力者『神無月進』君?」
魔王サーゼクス・ルシファーの一言でほかの四大魔王、そしてアナウンスを終えた銀髪のメイドのグレイフィアさんもこちらに転移してきた。
おそらくは感想を述べさせるのは建前だろうおそらく俺がやろうとしていることについて俺から話させたいんだろう。だが俺もあちらの真意を聞いてから交渉したい。ならこの質問逆に利用させてもらおう。
「あなた方と同じ意見ですよ。それよりも魔王サーゼクス・ルシファー、どうやらあなたは俺に違う発言を求めているようだが、素直に言ったらどうだ?」
「………」
俺の発言により観戦部屋に静寂が訪れる。さてこの言葉にどう出る………
―――――四大魔王の一角紅髪の魔王と称されるサーゼクス・ルシファー。
「どうやら我々の探りは失敗に終わったようだな、サーゼクス」
「そうだねもう話していいんじゃない?サーゼクスちゃん?」
「そうだね〜でもアジュカとサーゼクスが考えた探りを不成功にするなんてすごいね〜〜君」
この様子だと四大魔王全体が絡んでいるな。
「みんなの言うとおりだ。私たちの負けだよ」
どうやら俺が勝ったようだな。しかしもしほかに違う言い方や話し方だとこっちが計画を話さなければならないからな。まずは四大魔王の真意を聞かない事には始まらない。
そして一息つきサーゼクス・ルシファーが話す。
「率直言わせてもらおう。うちの妹を奪い返してくれないだろうか?」
―――――どうやら勝利の女神は俺に傾いてくれたようだな。
「俺もあんたにそう言われ
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