プロローグ。変人、転生す。
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ん〜アンリ・マユかー。・・・・全く思い出せん。思い出せるのはえ〜と・・・・
『ダメットさん』
もうダメぽ。これが最初に浮かぶ時点で、もはやダメな気がする。しかし言葉だけ。誰を指しているかわからん。
俺の拳が光って唸る〜って感じの人だった気がする。手が早くて速い。あっ、名言思い出した。
じゃんけん・・・・死ねっ!!!!
『なんかゴチャゴチャ理屈っぽい世界観』
ガイア、アラヤ、抑止力、アリストテレス、真祖、死徒、根源『』、魔法。あれ?意外に覚えてるぞ?やるな俺。
『腹ペコ王』
なんか可愛い奴だった気がする。貧乏なんですね。王様なのに不憫な・・・
『ナントカアクマ』
たしかこんな感じで呼ばれてた気がする。大丈夫。顔は覚えているぞ。名前は忘れた。確かヒロインだったな。多分。Maybe。Perhaps。
『厨二っぽい主人公』
日本人だけど赤い髪。手から剣。弓も使うよ!色々だせるよ!鈍感なのだ!だった気がする。まぁぶっちゃけよく覚えていない。
ああ、名前は覚えているぞ。エミヤだろ?漢字は忘れた。下の名前も忘れた。
「はぁ。人選を間違えたかな〜」
「元気だせよ。そのうちいいことあるさ。」
「あなたのせいで落ち込んでんの!」
お?エラそうな雰囲気がなくなったな。そっちの方が可愛いぞ幼女。
「幼女言うな!!」
「これは失敬。」
うぅ〜〜〜。と幼女はご立腹のご様子。
「まぁ。仕方がないわ。もう選んじゃったし。魂の色も当てにならないわね。」
「変人具合に定評のある自分です。」
「と!り!あ!え!ず!あなたには『アンリ・マユ』を倒してもらいます。」
「それって簡単に倒せるの?」
「簡単に倒せるならわざわざこんなことしないわ。」
「ですよね〜」
「あなたホントに忘れてるみたいだし、簡潔に説明しておくわ。」
説明中〜
「ほんほん。この世の全ての悪を体現する悪魔ですかー」
「そうよ。人は『アンリ・マユ』からは逃れられないわ。聖杯の力を吸って完全に現界したら、滅亡ね。」
「ですが、だからって神様が何で介入するんですか?それに普通ゲームってハッピーエンドでしょ?ほっといても大丈夫じゃね?」
「普通ならね。あなたが行く世界は『アンリ・マユ』が何らかの形で現界することが分かってる世界よ。
だから何とかして阻止しようとしているの。でないと、わざわざこんなことさせようとしないわ。」
地球人滅亡限定のバットエンドですか。何という世界。
「私は魂を管理する者よ。世界を管理する者からすればどうでもいいことでしょうが、私にとっては地球人滅亡は痛手よ。大量の魂
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