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真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
30部分:第二十六話 浴場にて
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ナムだな」
「勘違いすんなよ?大和はコルト・パイソン、俺はS&W M500だ」
「かなりマニアックな銃だな兄さん」
「下品!げーひーん!」
何気に悠里は会話に参加してしまって、モロは遠くからそれを非難する声を上げていた。そんなモロにキャップが声を掛ける。
「モロ。お前、あだ名モロなんだから隠してないでモロに出せばいいじゃん」
「そーいう意味のモロじゃないでしょ!!」
「モロの水鉄砲は皮のホルスターに入ってるから」
「ん?つまりそれって……」
「遠まわしに言うんだよキャップ。それが優しさ」
「むけてないのか」
「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
モロは恥ずかしくてお湯に潜った。可哀想に……
「それ遠回しどころか最短距離な表現だろ」
「頭を撫でるように優しく言ったのに」
「言葉のチョイスが殺しにいってるとしか思えねー」
「まぁ、元気だせモロ……」
「そういう慰めはいいよ!?」
「そういや、モロの見てないなー。俺に見せてみ?モロの大事な部分。俺がむいてやる。うまくいくかもしれん」
「何でそういう展開になるのかわからないよ!!!そんなイベント誰が幸せになるのさ!?」
そんな感じに、こちらはまだ下ネタトークは続くのであった。
場所は変わって女湯では
「おお〜ぅ……コレは凄い展開だった……」
「ん、なんか面白い話をしてたの男衆は?」
「ねぇモモ先輩。S&W M500ってどんな銃だっけ」
「マグナムの一種だな。バイオ4のハンドキャノンだ」
「屈強なモノを装備してるんだね悠里…どきどき…」
同時刻、男湯にて
ザワ……
「っ!?」
バチャン!!
「どうかしたの?悠里」
「いや……なんか、悪寒が……」
悠里は身の危険を本能で感じ取っていた。
そんなこんなで初日は終了。
2009年5月4日(月)
旅行二日目、外はとても爽やかな天気で、外で遊ぶにはもって来いだ。女性陣が着替えてる間、俺達男性陣はロビーで遊ぶ。
4人はパズルをやって、俺は知恵の輪をやっている。視点を変えて、引っ張る場所を変えると簡単にそれは外れた。俺はそれを元に戻して終了。時間は3分位。
「男衆ー!おまたせー!さぁ行きまっしょい!」
丁度いい所に女性陣がやってくる。今日は釣り道具一式を借りて川釣りをする予定だ。モモが釣るのは女か魚か聞いてきたがとりあえず突っ込んでおいた。自重しろ。
「よーし盛大に釣ってやろうぜ!ひゃっほう!」
キャップは竿を持つと、川へと駆け出す。近付くの石にいる虫をエサにして竿を振った。す
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