ハイスクールD×D おっさんは辛いよ
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役者です」
「近年統廃合によって設立された結社でしたね。なるほど、確かな実績ですね。ですが、人と人を繋げる調整力とは?」
「縁の設立にあたり、23の結社が1つになるのです。それはもう大変な苦労があるのは想像しなくてもわかりますよね」
「そうですね。仲の悪い結社だって存在していてもおかしくありません」
「ですが、縁の設立時に闘争や買収は一切発生せず、会食と酒宴だけでなんとかしているのです。仲の悪い結社同士でも、思うところはあるけれど手を結んでやってもいいよ位にしてしまうおかげで、裏ではツンデレ製造機なんて呼ばれてますが」
「それは、また、すごいと言うか、濃いと言うか」
「貴女の夢が新しい学校作りなら、絶対に抑えておいたほうが良い人材です。新しいことを成そうとすると既得権益を守ろうと潰しにかかってくる相手は多いでしょう。詩樹さんならそれをなんとかしてくれるはずですから。それに若いのばかりで固めずにアドバイスをくれる人生経験豊富な大人が一人ぐらい傍にいると安定しますよ、色々と」
「なるほど。ですが、どうやって誘うつもりですか」
「任せて下さい。とっておきの味方がこちらには居ますから」
「また姉貴に盛られた上にソーナちゃんにまで手を出しちゃった」
起きれば両脇には裸の椿姫ちゃんとソーナちゃん、その奥に朱乃ちゃんが眠っていて性臭がする。ソーナちゃんとは半年前に椿姫ちゃんが転生悪魔になる時に知り合い、それから度々相談を受けたり、愚痴を聞いたり、椿姫ちゃん達と一緒に買物に付き合って上げる程度の仲だったはずなのに、どうしてこんなことを。
しかも、今回は微妙に薬に抵抗ができていたのか記憶は残ってるんだよな。ソーナちゃん、ものすごいテンパってたけど、嫌々って雰囲気じゃなかったよな。と言うか、一番貪欲だった。6、いや7回か?って、それよりソーナちゃん、セラフォルーの妹だったよな。やっべぇ、殺される可能性大、いや、幽閉されて飼われる可能性の方が高い!!」
「へぇ〜、お姉さまにも手を出していたんですか」
「ちぃ、姉妹揃って回復まで早いか。最初に言っておくが手を出したんじゃなくて、今回みたいにオレが薬を盛られて犯されたんだよ」
オレを放置して帰ったアザゼルは翌日戦鬼の姿で殴り飛ばしておいた。音撃打をかまさないだけありがたく思え。
「こんなおっさんを捕まえてどうする気だよ。才能なんて精々2級のロートルだぜ」
「はぐらかそうとしても無駄です。才能がないことは百も承知です。詩樹さんの魅力はそこではありませんから。安心して全てを預けられる安心感を与えてくれるんです。なんだかんだ言っても、支えてくれる逞しさもありますし。軽く見せているだけなのでしょう?女はそういうのに敏
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