ハイスクールD×D おっさんは辛いよ
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を括りなさいな」
「姉貴、どんだけ強力な薬を盛りやがったんだよ。記憶すら曖昧なんだが」
「ビデオに録画してるけど見る?」
「見たくねえ。と言うか、オレをどうしたいんだよ」
「朱乃と椿姫ちゃんの幸せのための贄?」
「実の弟を平気で贄にすると言い張れるとは、とことんドSだな」
「三十路過ぎてるのに身も固めずにフラフラしている弟を心配してあげてるんじゃない。責任、ちゃんと取ってあげなさいよ。とりあえず、籍は椿姫ちゃんと入れて朱乃は事実婚の重婚でいいわよ」
「余計なお世話だよ。ったく、匂いのキツイものばかりだと思ったら薬の匂いを消すためかよ」
「あと、精力の付く物もたっぷりとね」
「本気で首を括りたくなるから止めてくれ。未成年に手を出すとか最悪だ。年上よりは年下のほうが好きだけどさ」
「なら良いじゃないのよ」
「だからって未成年を相手にとか犯罪者、まさか!?」
「ようやく気づきましたか」
「ちょっと、自首してくるわ。5年ぐらい入ってそのまま身を隠す」
「腹を括って二人を幸せにしなさい」
「いやいや、そういうのは若い者同士でだな、こんなおっさんを捕まえる必要ないじゃん。もうアラフォーだぜ」
「一番油の乗ってる時期じゃないのよ。身体の方も引き締まって良い感じじゃない」
「そりゃあ、組織同士の調整中に戦鬼になれるように修行したからな。おかげでちょっと気になっていた姉貴みたいに摘めるお腹も引き締まるどころかきれいに割れた」
「詩樹、ちょっと裏に行きましょうか」
「まっ、下位は履かせて!!」
「1つ質問いいですか?」
「何でしょう?」
「上級まで昇格するのに大体の目安のようなものはありますか?」
「能力にもよりますので、これと言った目安のようなものは。早ければ5年、遅いと100年は見る必要があります」
「……そうですか」
「何か気がかりが?」
「ええ。私の婚約者なんですけど、その人もこちらに引きずり込めないかと」
「私の駒はまだありますから、私が転生させても構いませんが、どんな方なのです?」
「一言で表すなら退魔のデパートと言ったところですか。退魔師の家系なのですが、自分の家系の退魔の才能がないからと、早々に見切りをつけられて片っ端から退魔術を習得されたのですが、どの流派も2流止まりです」
「それは、何と言うか」
「微妙と感じますよね。ですが、知識では他の者を圧倒し、流派を混ぜ合わせて使用することで才能に因われない強さを身に着けています。ですが、それ以上に重要なのが組織運用と人と人を繋げる調整力ですね」
「何か実績が?」
「日本最大の退魔結社『縁』設立の立
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ