ガンダムW
1593話
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ワードを見つけてくれ。そうすれば、後はこっちで動く」
俺の言葉に少し考えた様子のサリィは、やがて頷く。
「分かりました。では、こちらで色々と手を打ってみましょう。マイク・ハワードですね? 恐らく直ぐに見つかると思います」
だろうな。多少時間は掛かったが、マフィアですら見つける事が出来たんだ。
であれば、マフィアよりも圧倒的な力を持っている連合軍なら、ハワードを見つけるのは難しい話ではないだろう。
まぁ、マフィアが見つけるのに時間が掛かったのは、俺がハワードの名字しか分からなかったからだが。
……いや、ハワードって名前、いわゆるファーストネームだと思ってたんだけどな。
ともあれ、連合軍は世界を支配していたと言っても過言ではない組織だ。
当然そこには広い情報網があるのは間違いない。
「……ふん」
何故か若干不機嫌そうに鼻を鳴らしたのは五飛。
「どうした?」
「別に何でもない、……まぁ、いい。俺も他のガンダムにはどんなパイロットが乗っているのか気になっていたからな。そういう意味では、今回の件は決して悪い訳ではないだろう」
言っている意味がよく分からないが、ともあれ何となく不機嫌そうなのは理解出来た。
「では、すぐにマイク・ハワードを探させますので。運が良ければ今日中に見つかるかもしれません」
もしかしたら他のガンダムも連合軍の戦力に組み込めるかもしれない。
そう考えれば、サリィが張り切るのも納得は出来た。
……実際のところ、本当に戦力に組み込めるかどうかは微妙なところなんだが。
「じゃあ、今日は少し休憩するか。何だかんだで結構働いているしな」
「それ、いつも言ってないか?」
俺の言葉に、綾子がどこか呆れた表情でそう告げるのだった。
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