7話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではないF-1万円ショップ-」
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セリフと同じだ。
今まで辛い生活をしてきたギャップで、俺に大いなる好意をもってしまったようだが残念だったな。
俺はロリ娘は、女として見ない主義なのだ……たぶん。
白真珠の輝く銀髪が貧乏生活していたと思えないほどにサラサラッで、ずっと撫ででやりたい気持ちになった。今の俺は幸せだ。
「いえ、何でもありません、お師様。
さぁさぁ、時は紙切れなりと言いますし!さっさと行きましょう!」
「時間の価値が儚い!?」
「あれ?ロリは金なりでしたっけ?」
白真珠が首を可愛く傾げた。どこでどう特殊な諺を学んだのか知らないが……まるで、援助交際のキャッチフレーズみたいな諺だな。
でも、若すぎる娘は逆に買い叩かれるそうだから、ロリは金にならないと思うぞ……。
……と思ったが、俺は目の前のロリ娘のために多少の散財はしても良いやっていう気分になっている。
ロリは金なりという諺は、俺には通用するようだ。
〜〜〜〜〜〜〜
タワーマンションの警戒厳重な玄関を通り、俺たちは1階にある店を目指した。
冒険者と富裕層が多数、居住している場所なだけあって、一階は武器屋や雑貨屋などがあり、地球とは全く違う店が出ている。
どう違うかは――まぁ、これからの白真珠の反応で分かるだろう。
ダンジョン世界の常識は、地球の非常識という有名な言葉があるのだからして。
「まずは生活に必要な物を買おう」
「僕、可愛い服とかトマトを買いたいです!」
「なら……この店が良いだろ。なんでも揃ってるぞ」
俺は扉がない店の前へと立ち止まった。気軽に次々と客が入れるように扉を最初から排除してある。
店内は、ありとあらゆる種類の商品がずらりっと並んであって、地球の100円ショップを思わせる雰囲気が漂っていた。
その安さと値段の分かりやすさに、客が次々と気軽に、商品を籠に入れてレジへと向かっている。
ギルドカードによる電子マネー払いのおかげで、ほとんど待たずに商品が買えるのも、ここのメリットだ。
白真珠はこの光景を違和感を覚えたのか、不安そうに聞いてくる。
「……あの、お師様……ここは?」
「1万円ショップ。どんな道具も1万円で売っていてお得だ。
掘り出し物があったりするから、かなり評判が良いな」
「日本の最高額紙幣がワンコイン感覚なんですか!?」
「うむ、こっちだと1ゴールドアップル程度の価値だしな。慣れてくると諭吉さんが百円玉に見えてくる。
……と言いたいが、紙幣も貨幣もどっちも持ってる奴がほとんどいないから、今のは俺の冗談だ」
「め、目が眩みそう……1万円が百円玉扱いなんて可笑しい……」
「金の事は気にするな。これからたくさん稼げば良い。
今日は相棒になった記念に、俺が奢ってやろう」
急に白真珠が黙
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