5話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではないD-ロリとコンドーム-」
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たような試験っ……!」
ブラック企業の経営者みたいな人だ。
いや、軍隊も冒険者も命の危険があるから、ブラックなのは当たり前なのだが。
終わりが見えない状況で、働く事を求められているのである。
「校長……つまり、どういう事なんだ?」
「この会場からっ……!一時間以内に出た時点で合格っ……!」
「なんて難易度が低い試験なんだ!
誰でも受験したら受かるのかよ!?」
「よく考えてみろっ……!税金を費やして育てたヒヨッコどもをっ……!
育てずに資格剥奪して放棄する訳がなかろうっ……!公金の無駄遣いだと苦情がきて学園が倒産するわっ……!
もちろんっ……!試験に失敗しても資格は剥奪せぬっ……!くくくくっ……!
1000ゴールドアップルを納める必要もないっ……!入学金は事前に貰っているのだからっ……!」
朗報だ。入学金を追加で払わなくて良いらしい。
そういえば、そうだな……この学校、誰でも入学できて当たり前。
その代わり、入学してからの冒険者バッチ差別が酷い事で有名だった。
……文字がほとんど読めない白真珠みたいな子供でも入学できる時点で、とんでもないアホ学校だと思う。
さっきみたいに、冒険者を襲撃するウンコまで居る時点で……なんて酷いところなのだろうか……。
ネットの掲示板で悪徳都市とか、大した歴史遺産もないのに都市名が新キョウトとか言われているだけの事はある。
「やりましたね!お師様!」なぜか白真珠がガッツポーズをしていて愛らしかった。
「何がだ?」
「2000万円も払わずに済むなんて最高じゃないですか!
2000万もあれば、美味しい棒が200万個買えますよ!
これが諺によくある『ロリも歩けば棒に当たる』って奴なんですね!」
「どことなく卑猥だ!?」
「え?美味い棒のどこが卑猥なんです?
あの棒は美味しくて素敵なスナック菓子ですよ?」
答えられる訳がない。ロリと棒で、けしからん内容を想像できました……なんて言えるはずがないのだ。
それに俺はロリコンじゃないし。白真珠がどれだけ可愛い絶世の美ロリだとしても、俺の心は大阪城のように鉄壁なのだ。
主に……現代の大阪城が鉄筋コンクリート舗装してある的な意味で。
「くくくくっ……!拍手っ……!皆っ……!拍手っ……!
我々は有能な冒険者を大歓迎するっ……!
それが例えっ……!鬼畜ロリコンだとしてもっ……!受け入れようっ……!
未来の夫婦に拍手っ……!拍手っ……!」
パチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッパチッ
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