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吸血姫はアホ可愛い!・ω・`)
4話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではないC-ゲス-」
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「なんと!ひらがなと、漢字100文字くらいなら覚えてます!」

「お前の学力は小学1年生か!?」

「えへん!さぁ!魔物にトドメを刺しましょう……あれ?」

驚きの声を白真珠が上げた。
首なしライダーから、首……を模した大きな飾りが外れ、人間の頭が露出していた。
そう奴らは……正真正銘の人間だったのだ。
いや、人間でありながら、人間を襲う畜生である。ある意味、魔族よりもタチが悪い。

「よし、トドメを刺すか」

「ま、待ってください!あれ人間ですよ、お師様!
骨を十本くらい折る程度で良いのでは?」

「襲撃してきた時点で、魔物扱いで良い。
恐らく、俺達から成果を奪い取って入学試験に合格しようとする輩だろう。
目標金額が高すぎて、このような違法行為に及んだんだな」

「あの……もしも僕達が負けていたら……どうなっていました?」

不安そうに白真珠が言った。
俺は素直に答えてやる。

「そうだな……魔物の犯行と見せかけるために、殺されていただろうな。
一応、車載カメラは搭載しているが、そんなもんは壊せば良いだけだし。
最初の狙撃の時点で、俺達を殺す気まんまんだ」

「じゃ、とんでもない悪党なんですね……じゃ、退治しなきゃ……」

「おい、待てー!」

とんでもない速度で、白真珠が車から飛び出た。
あっという間に、首なしライダーを演じていた人間達に近づき、至近距離から3発づつ銃弾をプレゼントする。
受け取った側は、当然、身体に穴が開き、絶命していった。
狩る側から狩られる側となったゲスどもは、必死に命乞いをしているが――

「や、やめてくれ!で、出来心だったんだ!
ちょっと襲撃して脅かそうと思っただけなんだ!ジョークだよ!ジョーク!
お嬢ちゃんには分かるよな?」

「反省……しているんですか?」

「ああ、反省しているっ!これからは真っ当に生きるから助け――」

なんて説得力のない発言なのだろうか。
白真珠の真っ赤な目が、憤怒に染まっている。
過去にとんでもないトラウマを背負ってしまったのか、こういう畜生の存在そのものを許せないようだ。

「お前みたいな奴のせいでっ!僕のお母さんはぁー!」

……うむむ、襲撃してきた首なしライダーが1人残らず全滅してしまった。ゲスの身体に穴が増えて絶命している。
白真珠は悪党を始末できて、とっても安心できたようだ。
まるで、自分の存在意義を満たせたかのように、気分が晴れやかな笑顔でゆっくりとこっちに戻ってきている。。
どことなく暗い感情を思わせる笑みをしているが、幼い身で冒険者なんていう荒くれ仕事を目指している以上、過去に何かあったのだろう。

「お師様!悪党を成敗しました!」

戻ってきた銀髪ロリが、無邪
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