4話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではないC-ゲス-」
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
目標となる千ゴールドアップルは余裕で稼げた。
龍水石を提出すれば、お釣りがたっぷりなはずである……と言いたい所だが、あんな目標を設定してしまう学園の事だ。
丸ごと没収という事もありえる。
日本も他の国の政府も、極端に財政が悪化しすぎて、国民の預金にすら税金かけてしまう事態になった事があるのだ。
酷い未来がやってくると想定しながら行動した方が良いだろう。
離婚する夫婦が多いのも、結婚後に幸せな生活がやってくると思い込んで、心の備えをしてないせいだと聞くし……。
「自然豊かですねー、お師様」
隣で呑気にゆっくり椅子に座っている白真珠は、車の外の光景を眺めている。
運転免許証を持っていないロリに、車の運転を任せられないから行きも帰りも運転は俺だ。
途中で見つけた泉で水浴びをさせたから、白真珠の身体からは白濁な液体が取れて綺麗である。
肌が白くてモチモチしてそうで、マシュマロのような胸がとっても大きかった。
俺はロリコンではない。
だが、危険地帯で離れて行動する訳にはいかないのだから、泉の隣で警戒しながら、ついうっかり……銀髪ロリの裸体を視界に収めてしまうのも仕方ない事なのだ。
彼女が白いセーラー服の下に履いているのが、小さなリボンが可愛いピンク色のパンティーだという事も知ってしまったが、決して小さな娘に欲情している訳ではないのである。
白真珠がどれだけエロ可愛くても、恋愛の対象ではない――俺の心を遮るように、白真珠の疑問の声が響いた。
「あ、お師様。髪がない人達がこっちにきますよ?」
「つまり、ハゲか、それは大変だな」
「えと、なんて言えばいいのか……とにかく、髪がないんです?」
「ハゲを差別しちゃ駄目だぞ。
ハゲにハゲと言うと怒るからな。ハゲにだって格好いいハゲとか色々いるだろう?」
「お師様が一番ハゲを差別しているような……ほら、あれです、髪がないです」
白真珠が、草原の遥か彼方を示した。残念ながら俺の視力ではその先にいるのが何なのか分からない。
「……目が良いな。俺には点にしか見えん」
「えへん!視力は両目とも2.0です!」
「視力検査の上限が低すぎて実力を全く反映していない!?」
可愛いロリ娘と会話している間にも、黒い点々が、遠くから近づいてくる。
さてさて……どんな感じに酷いハゲなのだろうか?
白真珠が気になるくらいだし、本当に酷い頭なのだろう……。
次第に近づいてくる黒い点が、人の形に見えてきた。
どうやら彼らはバイクに乗っているようだ。
暴走族が着るような、ぶかぶかの古臭い特攻服を着ていて、難しい漢字がプリントされていて微笑ましかっ。
夜露死苦
愛羅武勇(優)(I LOVE YOU)
仏恥義理
走
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ