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吸血姫はアホ可愛い!・ω・`)
3話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではないB-触手と美少女-」
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という戦術は、機敏な動きができなくなる事を意味する。
もう、無数の触手を避けきれない。
ドビュッビュー!

「し、しまったぁー!」

白真珠の小さな右足に、白濁な粘液が大量に炸裂してしまった。
スライム・サンは好機だと判断し、大量の触手で銀髪ロリを締め上げて粘液を出しまくって白濁な包囲網を形成する。

「だ、駄目ぇー!助けてぇー!トモヤさんー!凄く臭いですー!
いやぁー!臭いっー!」

……このままだと、白真珠が精神的なトラウマを負いかねない。
怪力で触手がグチャグチャに弾け飛び、銀髪ロリの全身に白濁な体液が満ちている。
まるで、そうだな……乱暴な暴行をされて、たくさんスケベーされたようなそんな絵柄になっていた。
現状は痴漢の手足を潰して反撃しまくりだが、白濁な粘液のせいで白真珠が被害者に見えて不思議だ。
俺は助けてやるために、呪文を唱える。

「氷槍(アイシクル・ランス)!」 

触れたら凍らせる槍を放った。狙いは湖と触手の付け根。ここを凍らせれば神経が麻痺して触手の動きが鈍くなる。
その隙を突いて、急いで逃げ帰ってきた白真珠の全身は、真っ白な液体でグチョグチョで……とても臭かった。
……海洋生物の死骸を思わせる臭いに満ちていて本当に臭い。

「トモヤさんっ!凄いですね!
お師様って言いたくなりました!」

「……後でどこかで水浴びしような。替えの服はあるか?」

「バイト先からたくさん貰ったからありますよ?」

「意味は分からんが、替えの服があるならそれで良い。
今の戦いで反省点は分かるか?」

この間に、俺はスライム・サンの周りを魔法で凍らせて、こっちに近づけないようにした。
寒さはエネルギーを奪うから、どんどん触手の動きが鈍くなっていく。
……巨体すぎて攻撃を回避できないって、色々と本末転倒だなぁ……。
白真珠は両手で頭を可愛らしく抱えて、しばらく悩んだ後に――返答してきた。

「分かりました!あの怪物には銃弾と怪力が通用しそうにありませんね!
さぁ!出番です!トモヤさん!」

「……この魔物は、一見、液体状で弱点がないように見えるかもしれない。
だが魔族が作った代物とはいえ、ちゃんと物理攻撃が通用する存在だ。
生物だから内臓の類も透明だがある」

「なるほど内臓を壊すんですか?」

「本来なら電撃系の魔法を連打すれば良いが、あのエルフ娘がいるから駄目だな。
殺傷できるレベルで凍らせるのも不味い。だから……魔族を倒すのと同じ要領で――魂の方を潰せば良い」

身体は巨体でも、魂は小さい。
体のほとんどが水分であり、必要に応じて触手を作ったり、白濁な粘液を出しているだけだ。

「影人間(ア・バオ・ア・クゥー)!」

俺の影に、異次元から召喚され
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