暁 〜小説投稿サイト〜
吸血姫はアホ可愛い!・ω・`)
?1話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではない@〜波乱の入学式〜」
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実用性があり、希少性もあるから一億円くらいの値段は付くだろう。
俺がそうやって考えて黙っていると、洋ロリは積極的な攻勢に出てきた。

「僕っ!モンスターを狩った事はあるんですけど、読み書きが少ししかできないから車を持ってないんです!
なんでもするから一緒にチーム組んでください!
お願いですっ!」

確かにこの洋ロリは可愛い。お肌は真っ白でモチモチしてそうで、胸が大きい所が魅力的だ。
だが、俺はロリコンではない。恋愛の対象外な上に、役立たずと一緒に行動するほど暇ではないのだ。

「……すまないが実力がないものは死ぬ。冒険者はそういう業界――」

「はい、実力証明しました!」

そう言うと、洋ロリは俺の右手を掴んで、ミカンを持ち上げるかのごとく、軽々と俺を宙へと持ち上げた。
……うむむ、どうやら見た目通りの洋ロリではないようである。
オッパイが大きい以外にも、組むメリットがあるという訳だ。

「どうです?僕と一緒に正義の味方とか目指しませんか?
僕は冒険者の資格を剥奪される訳にはいかないんです!お願いします!僕とチームを組みましょう!」

「……まぁ、魔力も豊富なようだし。きっと魔法も凄いのだろう、分かった。
一緒に協力してやろう」

「やったー!
……ところで校長先生が言ってたゴールドアップルって何でしたっけ?」

転げ落ちそうになった。いや、洋ロリに持ち上げられているから、ただの比喩表現なのだが。
素人でも知っているような一般常識すら知らない事に、俺は心の底から驚いて頭が痛くなりそうだ。

「モ、モンスターを倒すと、クッキングマスターって神様が食べ物と交換してくれるだろ?
ゴールドアップルは一番弱い魔物が落とすリンゴであり、通貨を兼ねている」

「あのリンゴってそんな名前だったんですね!美味しいから全部食べちゃいました!」

「……ちなみに1ゴールドアップルで1万円くらいの価値がある。
つまり校長は一千万円を稼いで持って来いと言ってる訳だな」

「なるほど」

この洋ロリは、何時まで俺を持ち上げているつもりなのだろうか?
近接戦闘で勝てる自信が全くないだけに、俺のプライドがズタズタになりそうだ。
最近のロリは、オッパイだけではなく、腕力も凄いらしい。
だが、これから相棒になる人物だ。名前くらいは教えておこう。

「……自己紹介が遅れたが俺の名前は、大道寺トモヤだ」

「友達がたくさん居そうな名前ですね!」

友達が居たら、こんな所でボッチしてない。無邪気に俺の心を抉る洋ロリだ。

「僕の名前は白真珠です!苗字はありません!」

洋ロリは俺に向けて、片手でVサインをしてきた。
邪気のない笑顔を見て、俺も元気が出てくるのだが……何時になったら、地面に下
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