?1話「ロリと寝てしまったが、俺はロリコンではない@〜波乱の入学式〜」
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…プラチナバッチから黒バッチに転落した後に、銅バッチを取得してなかった事がここまで影響が出るとは知らんかった。
周りから俺はとんでもないアホな弱者に見えているらしい。
あと、俺達の胸元に付いている冒険者バッチは、稼いだ額や貢献度に応じてバッチの色が変わるシステムを導入している。
黒が初心者。
銅でヒヨッコ。
銀が一人前
金がベテラン。
プラチナが、超一流の冒険者である事を示しているのだ。
別に一人でも問題はないような気はするが、俺は可愛い女の子と知り合って、素晴らしい青春時代を過ごすという目的がある。
出来れば、この場で可愛い娘を見つけて、彼女たちとチームを組みたいが……バッチが黒では誰も相手してくれない。
銅バッチを付けた奴らは、皆、ゴミを見るような目で黒バッチを笑い、次々と学園の外へと去っている。
黒ばっち冒険者のほとんどは、この場にで立ちすくみ、絶望し、涙を流していた。
1000万円ちょっとを稼げば、簡単に銅バッチになれるのに、今まで何をしてきたのだろうか?
最弱の雑魚モンスターを千匹ほど狩れば良いのに、それすらやっていない時点で冒険者に向いてないのだろう。
校長先生の演説にも一理あったようだ。
「すいません!
僕と一緒にチームを組みませんか!」
背後から、とっても愛らしい声がかかった。
素晴らしい妖艶すぎる声だ。俺はオッパイがボインボインなスーパー美少女を期待して、背後を振り返る。
しかし、残念な事に美少女の姿はない。
あるのは空気だけだ。声の主はどちら?
「まさか……幽霊か……?」
「僕はこっちです!」
声は、下から聞こえた。
視線を少しずらすと――10歳くらいの小さい女の子が見える。
胸元を見ると、オッパイが中々に大きい……いや、黒バッチがそこにはあった。
白いセーラー服を着ていて、襟が薄い水色の縞々模様になっていて可愛らしい格好である。
髪は絹のように柔らかそうな銀色。それが背中にまで伸びていて、素晴らしい洋ロリだった。
そう、洋ロリ。銀髪で目は真紅。純真で小さな女の子が目の前に居たのだ。
……最近の女の子は発育が良いんだな……。単純に背中が小さいだけの合法ロリな可能性もある訳だが。
「年齢は?」
「女の子に年齢を聞くのは失礼だと思います!」
「じゃ、なんで俺に声をかけたんだ?黒バッチだぞ?」
「持っている物が高そうだったので!たぶん金持ちのボンボンか、凄い腕の冒険者なのかと!
ほら、その時計とか高級品な気配がします!
黒づくめの服装ですけど、ところどころ高級品な感じがしました!」
なるほど、金の臭いに敏感すぎるロリなのか。
確かに腕に付けている腕時計は、自分で開発した腕時計で、周りから魔力を集めて、魔力の回復を早める効果がある。
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