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真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
26部分:第二十二話 窓割り犯を捕まえろ
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を立てずに俺は校門前の車に近づくと、京に合図を送った。
ビシュッ!
短い音の後、車のタイヤに矢が突き刺さって空気が抜ける。
「な、なんだ!?どこから……」
相手が動揺しているところを俺は後ろから近付き首に手刀を食らわせて気絶させた。京に合図を送ったが、別の1人がこちらに向かってくる。
「へへへ…ここまで来りゃあ「逃げられるとでも?」んなっ!?」
相手は逃げ切ったつもりだったが、俺が先回りしているのが予想外ど驚いている。
「観念しな。見張りもお前達の車も終わりだぜ?」
「いたいた逃亡者発見!こら神妙にしなさい!」
後ろからワン子も来て、俺達は相手を挟む形になる。
「ち、近寄るんじゃねぇ!」
少年はポケットからナイフを取り出すと、ワン子に向ける。
「何このナイフ、叩き落としていいのかしら?」
チラッとこっちをワン子は見たので、俺はアイコンタクトで
『ヤッチマイナー!(≧ω≦)b』
のゴーサインを出す。ワン子は冷静に薙刀レプリカで打ち払い、
「突きぃっ!!!」
「ジーザス!!」
鋭い一撃を食らった少年は膝をついた。
「フフン。敵将、アタシが討ち取ったわ!」
「見事!」
「よし、全員無事だしめでたしめでたしだな」
「あの2人はある意味無事じゃないというか……」
チラリとモロは一角を見ると、
「だから俺が言っただろ。後ろに回り込むってさ」
「まさか敵があそこまで脆弱とは思わなかったぞ。武器を持っているから開き直って向かってくるかと思えば…腑抜けが」
「これからは、俺の言う事も少しは聞いてくれ」
「大和はどうも策に走りすぎる。こちらに正義がある以上、正攻法でいくべきだ」
「で、今みたいに逃げられたらどうするの」
「追い掛けて捕縛する。あれなら自分も追いつけた」
「そーでスか」
2人はまだ言い争いをしていた。無事に解決できたというのに、結果的に大和とクリスの溝は深まるばかりだった。
なんというか……
「「…しょーもない」」
京と俺は同時に呟いた。
「流石は悠里……私との息もピッタリだね……」
「は!?今のナシ!ノーカン!!」
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今日はここまでになります
ではまた明日
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