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真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
22部分:第十八話 金髪騎士娘襲来
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る気だなお前!?」


完全に目が泳いでるし。ダメだコイツ、早く何とかしないと。


「いいだろー、挨拶くらいー」

「あぁもう……ほれ、行ってこい」


パッ、と話すとモモは元気よくクリスの方へ走っていった。そして案の定、クリスをお姫様抱っこしていた。……帰ったらお仕置きだな。


「天城くんってさ……あのモモ先輩をよくコントロールできるわよね」

「普段は大人しいですけどねー。でも、よく手伝ったりしてくれますから大助かりです」

「それに顔は悪くないし?モモ先輩よりも強いからかなり優良物件じゃね?」

「流石はエレガンテ・クワットロの次期候補ね!」


後ろで女子三人が何か話しているが特に気にしない。
あ、モモと鉄爺が戦闘始めた。さっさと戻るか。





時間は過ぎて帰りのHR。


「待たせたな、HRを始めるとしよう。クリスの事だが、彼女の面倒は風間達に任せる」

「え、俺達?いースけど」

「?……なんで?」

「クリスは島津寮に入るからだ」

「ああ、2階が1部屋空いてるもんな、了解」

「サラッと了解してくれるなぁ……」

「椎名。お前が部屋隣なんだからお前が面倒見ろよ」

「…」

「……ではこれで帰りのHRを終わる」


…………放課後


「ちょっといいだろうか?」

「おう。どーした?」

「部屋が隣という椎名殿に寮へ案内してもらおうと思っているのだが……部活がある、ということで行ってしまった」

(逃げたな……京)

「そりゃごめん、あいつ根暗だけどいい奴だから。でも俺これからバイトだしな。って事で軍師大和」

「わかった。俺が案内する」


ということで大和が案内している。俺は少し残ってから帰ろうとしていると、昇降口で大和とクリスに会った。


「あ、兄さん。帰るとこ?」

「ああ。クリスも楽しそうでなにより」

「紹介するよ。同じクラスの天城悠里。俺と舎弟関係の兄さん」

「天城……もしや『黒狼』の天城悠里殿か!?」

「……まあ、そう呼ばれてるな」

「ドイツでも有名だぞ!悪人の乗る車を叩き斬ったとか、50人相手に1人で勝ったとか!」

「あはは……」

「川神先輩と同じく生ける伝説と呼ばれる人物と会えて光栄だ。よろしく」

「うん、よろしく」


クリスと握手をすると、俺達は3人で市内の観光に向かう。そして行き着いた先は、


「これが川神院」

「おお、これが日本の最終兵器」

「海外ではそう呼ばれてんのか……」

「流石は歴史ある寺院だ。趣があって威厳がある」

「んじゃ、俺はこの辺で」

「む?帰るのか?」

「あ
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