暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1592話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ル代表が別荘に忍び込めばそう遠くない内に警備員がやってくるかと」
「ああ、その辺は気をつける」

 警備のMSを用意出来ない以上、デルマイユが可能なのはその辺りか。
 まぁ、生身の人間が幾らやってきても、俺は負けるつもりがないのだが。
 ともあれ、軽く打ち合わせを済ませると俺は格納庫へと向かう。
 今回の作戦で使用するMSはトーラス1機だけであり、そうなれば当然のように必要な整備員の数も少なくなる。
 1機だけの存在であるトールギスやシェンロンガンダムと違って、トーラスは最新鋭ではあってもあくまでも量産機だ。
 整備に必要な人数はトールギスやシェンロンガンダム程には多くはない。
 そんな数少ない整備員達に軽く挨拶をし、MS輸送機が着地したところで移動用に持ってきた軍用車に乗り込み、MS輸送機の格納庫から出発する。
 ……で、MS輸送機から見えない場所まで移動したら、空間倉庫に軍用車を収納し、影のゲートへと身を沈めていく。
 そして次の瞬間には予定通りにデルマイユの別荘の中へと姿を現していた。
 次にやるのは、スライムを使って素早く別荘の中を探索し、監視カメラを破壊していく事。
 侵入者を探知する赤外線のシステムとかも普段なら無力化するんだが、今回の場合は全く問題がなかった。
 必要なのは、とにかく俺がこの別荘の中で何をしているのかを知られない事。
 そうなると、邪魔なのは当然監視カメラの類となる訳だ。
 当然のように別荘の中には幾つもの監視カメラが存在しており、それが次々にスライムによって破壊されていく。
 こうして監視カメラを破壊したのだから、すぐに警備員もやって来るだろう。
 その前に粗方の件は片付けておく必要があるな。
 スライムで監視カメラを探すついでに色々と興味深い物のある場所は把握してある。
 まず真っ先に向かったのは、この部屋から少し離れた場所にある部屋。
 そこはデルマイユがこの別荘で過ごす部屋らしく、以前の屋敷にあったよりは劣るが、それでも十分高級品でセンスのいい家具が幾つも置いてあった。
 ソファ、机、椅子、テーブル、本棚にも様々な本が収納されている。
 売るべき場所に持っていけば相応の値段で売れるだろう本。
 ただ、幸いと言うべきか俺は読書を好む。
 いずれ読む事があるかもしれないし、この本は空間倉庫の中に入れておこう。
 なんなら、ホワイトスターに置いておけば、誰か欲しい奴が貰っていくだろうし。
 そんな感じで、この部屋の家具を全て収納すると、次に壁に掛けてある絵画を収納していく。
 他にも壺やら彫刻やらがあるから、それも適当に。
 そうして気が付けば、部屋の中には殆ど何もない状況になっている。
 他の部屋も同じく、手当たり次第に収納していく。
 とある部屋には金庫が置いて
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ