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KANON 終わらない悪夢
33秋子さんの初体験
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 祐一の質問に答えた秋子の言葉では、妖狐の「血族」とは、丘から降りて来た純血の妖狐を示すものであり、それまではせいぜい「隆山に降り立ったプレデターで鬼の四姉妹が人間に転生した、鬼の血が濃い血族と同じ」程度に思っていた幻想が崩壊した。
 まずは瀕死の病気だった舞の母親を救うために降り立った父親。娘の命を救ってもらった恩を忘れ、愛し合う二人を引き離して妖狐を追放する、などといった愚かな行為を行った人間に懲罰を与えるため降り立った二匹の妖狐である母親と秋子。その災厄の恐ろしさと、祐一や忌み子とまで言われる舞の出生の秘密、母親と秋子は義姉妹で血は繋がっていない事、川澄舞とは人間界の常識では交わってはいけない異母兄弟であり、名雪は秋子のクローンで妹では無い事、そして秋子ちゃんは産まれてからまだ21年しか生きていない「処女」であること、そう、秋子ちゃんは父親とはヤッてないので穴兄弟にはならず、男性経験は無いので処女なんです。はい、大切なことなので二回言いました。

 第三十三話
 部屋に入ると、素早く自分の衣服を脱ぎ出す秋子ちゃん。こちらは力を返してもらうまで十八年も待たされただけあって、もう我慢できないらしい。
「祐一さんも早く脱いで下さいね」
「はいっ」
 ボタンをむしり取るようにシャツを脱ぎ、ズボンに足を取られながらよろける祐一。 エッチなお店に行って、年上のお姉さんにお世話になっちゃう心境だったが「大人のお風呂屋さんに入ったら尊敬してた叔母さんが出て来てドッキリ、お金も払っちゃったのでチェンジもしないでそのままシチャウ」状況になった。
 新人さんの秋子はプレイ時間まで気が回らなかったのか教えられず、倉田家からパーティーグッズが配達されるまでの短い時間に制限された。
「名雪や他の子には聞こえないよう術を掛けておきましたから、少しぐらい大きな音を立てても大丈夫です」
 少々乱暴にしてギシギシアンアン言わせても、秋子ちゃんがドーブツみたいな声で喘いでも、二階には聞こえないそうなので、行為の最中に幼なじみで従兄弟で恋人以上の関係になってしまった少女に踏み込まれて、自分の恋人と母親が獣のように交わっている瞬間を押さえられて修羅場になる展開は無いらしい。
「え? はい」
 しかし、口封じのために名雪を押し倒して、泣き叫ぶ口を口で塞いだり、猿ぐつわとか色々なものを入れたり飲ませたりして喋れない状態にしたり、3Pに持ち込んで母娘の濃厚なプレイをじっくり観察したり録画したり、歳の差だけで同じ体の姉妹?の体を並べて交代で堪能して、穴のお具合を比べたりする行為には期待できなかった。
「そんな凄いプレイは後日改めて提供します…… 今は私の「初体験」だけでお願いします」
 自分の妄想が叔母に聞こえてしまったようで、少し顔を赤らめる祐一。秋子ちゃんとしても、今日
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