33秋子さんの初体験
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佐祐理にも負けてなさそうな美汐を思い、まともに愛し合えそうなのはこの二人だけだと思えた。
「ゆ、祐一クンとしちゃった…… どうしよう?」
真琴ロボ?の操縦席に居るあゆは、他人の体だが祐一とキスしてバキュームフェラもして、騎乗位で自分から腰を振って初体験して、中出しされる感触を味わって白目を剥いていた。
さすがに満足し、そろそろ倉田家の運転手も来そうだったので身支度を整えると、玄関の呼び鈴が鳴って寿司屋が現れた。
「ちわ〜、倉田様からのご依頼でお寿司をお持ちしました。水瀬様のお宅で宜しかったでしょうか?」
「ええ、そうですけど?」
「お代は頂戴してますので、明日にでも桶を外に出して頂ければ回収しますので」
祐一が特上寿司十人前を受け取ると、さらにピザも配達され、ケーキも到着して、ついに運転手とメイド、佐祐理の母までが到着した。
「お邪魔します、皆様、お待たせ致しました。パーティー用のオードブルでございます」
『皆さん、倉田家の方が来られたので起きて下さい。パーティーの食べ物も集まりましたよ』
倉田家の運転手が一礼して食料を持って入室すると、佐祐理お嬢様他六名近くがソファーで倒れ、既に秋子様の仕置きが有り、絶命しているのではないかと思い愕然としたが、秋子の声で動き出したので一応安心する。
「はい…… あら爺やに姉や、お母様まで?」
災厄の重大さを分かっていない佐祐理は、自分の母まで水瀬家に来たのに驚いていた。
「お嬢様? お体に舞様の使い魔、魔物が入っていたとお伺いしましたが、現在どのような状態でしょうか?」
「ええ、そこの月宮真琴に譲りました。佐祐理は体を強くしてもらって風と雷槌の精霊と同じ体になって、不老不死じゃなくて不滅? になったそうなんですけど、そのままでは体が燃えて人間の体は失ってしまうので、舞から右手の水の魔物を貸してもらってます」
何も知らないはずのお嬢様から異次元の会話をされ、血圧も上がって気が遠くなりそうな爺や。奥様がいきなりキレて舞に襲いかかったり、秋子様に食って掛からなかったので安心したが、何か使い魔の出入りが簡単なことのように説明され、さらに伝承にも存在しない不滅の体になったと聞かされたが信じられる要素が無い。その上使い魔は消えておらず、新たに水の属性の魔物がいると言われて倒れそうになるのを何とか堪えた。
「左様ですか。普通、使い魔が体に入りますと、心も魂も食われてしまうと伝えられておりますが、お嬢様は大丈夫なのでございますか?」
ほぼ泣き出しそうなのを堪え、冷静を装って聞いたが、もしお嬢様が「次はお前の番だ〜!」などと言い出したら、素直に食われて佐祐理を追ってあの世に行こうと考えているセバスチャン。
「ええ、今回の災厄は、天使の人形さん、一弥の出した魔物が起こしてるんですけど、
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