33秋子さんの初体験
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は折角の初体験の場を、娘に邪魔されたくなかったらしい。
(後日ならいいのか?)
そこで秋子ちゃんの豊満な肉体を見て、やらなければならない記録を願い出る。
「あの、ビデオに撮ってもいいですか?」
「エ?」
予想外の質問をされ、つい体を隠してドッキリしてしまう秋子ちゃん。祐一は佐祐理のカメラを無断で使い、新しいテープを投入して三脚を設置した。
「ああっ、そんな、私は初めてなんですよ? 明るい所では……」
これも無断で録画開始されてしまい、ベッドの半分以上が映る状態で画角を合わされ、照明器具のオフも断固拒否、デジカメも持ち込まれて恥ずかしい部分を包み隠さず、何から何まで録画して撮影され、保存されて中に出されるのも決定した。
(全部撮られちゃう)
そこで、ベッドに入って下着を脱ぎながら待っている秋子ちゃん、心持ちハァハァ言いながら、自分の胸を揉んでいるのはご愛嬌である。
「照明、落として下さい」
明るい所でも自身満々の真琴や香里と違い、何と言っても「初体験」の秋子ちゃんは、ユルユルの自分の裸を見られるのが恥ずかしいらしい。しかし祐一はそんな苦情を却下して、体を隠している布団まで剥ぎ取った。
「あっ、私、本当に初めてなんです。キスもだめだって言われて、姉さんの指と舌で色々されて、最後には口で吸い出されて… 目隠しした祐一さんのお父さんに口移しで」
祐一がベッドに上がると、珍しくオドオドして慌てている秋子ちゃん。「4歳も年上(笑)」なので、てっきりリードしてくれると思っていたが、少し震えて怯えている。
「名雪を産む時は凄く痛かったので、もう痛くないと思いますけど、傷が治りきってなくて、その… ユルかったら言って下さい、努力しますから」
いきなり挿入されると思って、目を閉じて震えている秋子ちゃん。お具合が良くなかったら、女の又の力を強くしてくれるらしい。
「そんなすぐに入りませんよ、もっと色々してからじゃないと」
恥ずかしがる女の子?を見て嗜虐心を煽られ、泣いて嫌がる体位で撮影してやろうと思う祐一クン。
「ゆ、祐一さんがしたいようにして下さい、私は知りませんから」
「ゴムとか無いんですか?」
「ありません。さっき言った通り、直接しないとだめなんです」
秋子を抱きしめて、ゆっくりとキスから始めようとするが、俯いたり、横を向いたり、体を丸めるようにして震えてしまうので、上から乗って体を開かせてる。
「俺、昔から秋子さんに憧れてたんです」
「本当、ですか?」
祐一の心の声からも、若い頃の自分の表情や仕草が浮かび、その言葉には嘘偽りが無いのを知って感激する。
「ええ、綺麗で上品で、うちの親と違って怒りっぽくもないし、いつも笑顔で優しくしてくれて、料理だって上手で、今から考えると俺の初恋の人なんです」
「えっ?
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