陽だまりのダークナイト
ここまでの設定×魔法使いの契約について
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関係するのはデリケートな部分もあってか。いくらカテレア達が惑星ナイトメアに移り住んだとしても、それを知らない輩がテロに荷担していれば現政府も慌てる事もある。
『ご主人様、人間界本家にてお客様が来ております』
「俺らがあちら側に行ってる時に客が来てたとは、もしかして朱乃達か?」
『朱乃様にソーナ様もおりますが、シトリー眷属の「騎士」も来られております』
「シトリーの『騎士』と言えばベンニーアか?すぐに行く」
次元の狭間本家にある自室に籠っていたのか、それとも時間が経過しただけなのかはさて置いて。基本的に俺達は別勢力と名乗る前は黒神眷属として活動、悪魔ではなく創造神黒鐵を中心とした眷属だが大御所として人間界に天界&冥界の為に戦う。対ドウター戦だと更に緊張感を持って戦闘するよう言ってあるし、魔法使いの選抜などしなくとも俺には最高の魔法使いが二名居るだけで充分。
『例え書類選考後の試験をやって書面で記された経歴と習得技術、相棒のパートナーとして相応しくない人物ばかりだからか?』
「ドライグ。起きてたのなら言えって・・・・そう言う事だが、今更来られても断るのみだし俺の中に居るよりも外に出るか。来いドライグ」
「やっと外に出られたぜ。一度あちら側に行くと俺らは眠るんでな、ティアとサマエルも起きたが寝起きらしい」
「そりゃそうだ。長期的な相手も居れば短期もいるが、俺らにはルフェイとゲオルグだけでいいし。グレモリー眷属は短期間で契約を結ぶ考えを持つ者らしいし、短期間契約でノウハウを積みたいが短期で結んでも小さなミスで評価は下がる」
ドライグが頭上で喋りながら人間界本家のリビングへ行くと、丁度お茶を飲んでいた朱乃とソーナ。あれ?ベンニーアはどうしたと思うと。
《あっしならここに居ますぜ》
「相変わらず天井から落ちてくるようにして潜るタイプか。それよりどうした?朱乃とソーナがここに居るのは自然だが、ここにベンニーアが居ると言うのは」
《へい。黒鐵様のファンとして、一度でいいから行ってみたかったのですよ》
「今後の対策について話合うならと私が呼びましたし、後程シトリーとグレモリーの者も来ると言っておりました。それより何かありましたか?」
「丁度良いタイミングでな、トレミー3番艦に新たなクルーを歓迎してた所だ。次元パトロール隊にてな、詳細は後で知らせる」
二人共冬の私服姿だが、ベンニーアは俺のファンだからここはまさに桃源郷なのだろう。人間界本家にはグレモリーとシトリーの者は魔法陣で来れるようにしたし、ドクロの仮面姿はちょっとしたホラーだが。目を爛々と輝かせながらリビングを見渡すベンニーア、後から椿姫達も来るそうだし敵が来たとしても頑丈な守護結界があるから問題無し。
「元々ソーナや朱
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