第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
Angel Beats!! 〜He will not die〜
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の人生に納得して、みんな、旅立った」
「ふーーーん・・・・・あれ?じゃあこの学園の奴らみんなそんな奴らなの?」
「いや、そうじゃない。大半はNPCっていう人間みたいなやつらだ」
「人間みたいだけと、そうであるふうに用意されたものってことか?村人Aとかそんなんか」
「そうだ」
納得する蒔風。
そこで、あれ?と思い付く。
「じゃあ音無。おまえは人間なのか?」
「生前がある人、って意味なら、そうだな。オレは人間だ」
そう言いながら、音無が立ち上がる。
しかし、蒔風の疑問は尽きない。
「じゃあ、おまえはなんでまだこの世界に居るんだ?なんか納得いってないのか?」
「・・・・・違う・・・・・オレはただ・・・・この世界で・・・・・」
「??」
そうして話が終わったのか、音無が蒔風を連れて寮へと案内する。
どうやら同室になるらしく、それで音無は蒔風という人物が新たにこの世界にやってきたことを知ったのだそうだ。
「それで、おまえの疑問は解消できたか?」
「それなりにな。そして、オレはおそらく死んでこの世界に来たんじゃない」
「・・・・・・は?」
「今度はこっちが話す番だ。驚くなよ?実はな・・・・・・」
そうして、蒔風の説明が始まる。
ベッドに座って、不思議がる音無に、今この世界に起っていることを話した。
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「・・・・って、ことなんだよ」
「まじか?」
「にわかには信じられないかもしれないけどな」
「そうか・・・・でもまあ、大丈夫だと思うぞ?ここなら」
「は?」
説明を聞き終えて、音無はなんだか納得したように頷いてから、特に何かを意識することも無くベッドに入ってしまった。
「お、おい・・・・・お前な・・・」
「明日には授業あんだから、さっさと寝よーぜ?」
「いやだから、そんな間に・・・・・」
「オレ、生徒会長なんだし、寝坊とかダメだろ?じゃ、おやすみー」
「いやだから・・・・・寝ちまったよ・・・・・こいつわかってんのか?状況」
ベッドに入ってすぐ、音無は眠ってしまった。
なんだか納得はしていたみたいではあった物の、本当に信じてるのか、それとも「あっそう」と流しているだけなのか、蒔風には判別がつかなかった。
もう何時間か話していれば人となりがわかってどういう感じなのかわかるものなのだが・・・・ここまで短いとどうしようもな
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