第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜事件のその後〜
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ンディ、の四人はナカジマ家に、セイン、オットー、ディード、セッテが聖王教会に身を置くことになりそうだ。
セッテの保護者に関しては、本人の希望で青龍の主、蒔風が指名されていたのだが、本人がこれを頑として拒否。
説得の末、各世界に施設を持つ聖王教会の方が旅をするのに効率がいい、と言われて最終的に聖王教会保護下になった。
なにはともあれ、彼女たちの未来は大きく開けた。
そこから自由という名の不自由を、苦しみ、楽しみを自分で選択し、生きていく。
この施設から出ていくのも、そう遠くはない。
次にヴィヴィオだが、あの後にもなにひとつ後遺症はなく、翌日に病室のベッドで目を覚ました時には、目の前に機動六課メンバー全員が見舞いに来てくれた。
その後、ヴィヴィオは正式になのはが引き取り、高町ヴィヴィオとして家族になった。
ヴィヴィオが蒔風もパパになってと叫んだが、やっぱり本人が拒否し、結局フェイトが後見人になった。
ちなみにその時ヴィヴィオを泣きやませたのは
「大丈夫!!絶対に舜君をパパにしてあげるから!!!」
というなんだか鼻息の荒いなのはの言葉だったらしい。
フォワードたちは事件が終わった翌日からすぐに訓練を始めていた。
あれだけ凄かったの事件の翌日に!?と思ったが、WORLD LINKで体調は最高になり、それに加えて特に大怪我もしていなかったので仕方ないと言えば仕方ないのかもしれない。
今日も彼らの悲鳴に似た掛け声が訓練場から聞こえる。
覚えることは多く、機動六課運用期間終了まで、訓練スケジュールはびっしりだそうだ。
そして、はやて、というか、八神家は大変な大盛り上がりを見せていた。
なにせリィンフォースが戻ってきたのだから。
困ったのは初代、二代目の二人だ。
なにせ呼び名が同じでいちいち反応してしまう。
だから今のところは初代を「リィンフォース」、二代目を「リィン」と呼んで分けているらしい。
しかし、それでもリィンフォースの悩みは尽きない。
今度ははやてがリィンフォースから離れなくなってしまい、家でも職場でもべったりなのだ。
ヴィータやシグナム、ヴォルケンズたちは「すぐに戻んだろ」、とあきれ顔だったが、本人は少し困り顔だ。
と、いっても抱きついてからの上目使いで「リィンフォース〜〜〜♪」と言われた瞬間グネグネと身をよじらせて悶えていたから、まんざらでもないのだろう。
一方リィンははやての隣を奪われて悔しいのか、ヴィータに泣きついてしまった。
そう、シグナムにアギトがつくことになって、もはや逃げ場がそこしかないのだ。
「リ
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