第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜これが世界への大 逆 転!!〜
[2/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
合わせて八隻の戦艦から、いくつもの砲撃やレーザーがゆりかごに放たれる。
その攻撃を、「奴」はゆりかごの砲撃で撃ち落とし防衛するが、いくつかはそれをすり抜けてゆりかごに到達していた。
が、その程度でどうこうなるゆりかごではない。まるで損傷といったものを受けていない。
しかし、その抵抗は確実に「奴」のカンに障っていた。
『効かないとわかっていながらも・・・・やはり粘るか、主人公!!!!!』
「効かないなんてことはない・・・・そんなことは、絶対にない!!」
「舜君がやってきたことを、今まで二回も手伝ってきたんだ!!!今回だって、できる!!!!」
『馬鹿やろぉが・・・・・三度目の正直ってのを、しらねぇのかぁ!!!!!』
「てめえが三度目の正直ってんなら、こっちは二度あることは三度ある、だ!!!」
「奴」の言葉に、蒔風たちが返していく。
その言葉はより一層「奴」をイラつかせ、そしてついに、その怒りが頂点に達した。
『うぅっとぉしいやぁ!!!!!!!全砲台、制限解除!!!!聖王のゆりかご、全稼働!!!!』
「なっ!?」
「うわぁぁああああああああああ!!!!!!」
「なのは!!フェイト!!!!くっ・・・・・みん・・・・・ごぁあああああああああああ!!!!!!」
ゆりかごのヒビが一斉に輝き、全砲台からオーロラと砲撃とか一気に噴き出してきた。
砲撃、だけではない。電撃や炎、更には衝撃波までもが吹き荒れて、ゆりかご周辺を一気に薙ぎ払った。
円状にソニックブームが広がって、すべての局員が墜ち、戦艦にも命中し、また二隻ほど、落とされていく。
そしてその攻撃は、アースラにも届いていた。
「きゃあっ!!!!」
「うおっ・・・・ッ、損傷は!?」
「アースラ、右舷損傷!!」
「戦闘はできますか!?」
「出来なくはないけど・・・・移動が今までのようにはできない!!!いい的になるだけです!!!」
「くっ・・・・・こんなところでッ・・・・・」
『損傷した戦艦は、その場で地上に降りてそこから砲撃を再開!!!総員、すぐにでも脱出できるようにしとけ!!!』
「了解!!!!」
そのアースラに、蒔風の指示が飛ぶ。
アースラはもともと廃艦予定だったものをメンテナンスしてきたものだ。
ここまで戦況に付いてきただけでも上出来なほど。
だが、そんなゆっくりとしたものを、奴が見逃すはずがない。
『油断はできないな・・・・あの次元砲がある以上
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ