暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜墜ちる翼〜
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
うわけである。








「うっそだろ!?まだ耐えてんのか!?」


ヴィータが叫ぶ。
今のシグナムはリィンとユニゾンした状態だ。

それで放ったシュツルムファルケンである。
更にはあらかじめつけられた傷跡。




にもかかわらず、矢は突き刺さったままだ。



貫通せず、矢の半分ほどが付きささり、止まってしまっているのである。





「ヴィータちゃん!!」

「おう!!ブースト頼む!!!ウオオオオオオオオオオオオオオオッ!!フルドライブ!!!轟天爆砕、ギガントシュラーク!!!」




と、そこでヴィータがさらにそれを押し込もうと、巨大化したアイゼンで矢にギガントシュラークを叩き込む。
かつて、闇の書の闇による魔力と物理の複合結界、その一層を破壊した魔法が、ゆりかごに叩きこまれた。

しかもその威力は十年前と比較にはならない上に、シャマルのブーストまでかかっている。






だが






「なッ!!!?くっ、全然動かねえ!?」

「そんな・・・・・どうして!?」




これだけの威力に叩きつけられても、矢はゆりかごを貫かず、それどころか少し食い込んだくらいだった。
万事休すか。と、思われたが。



「ヴィータ副隊長!!退いてください!!!!」

「あ!?ってお前ら!?」


「スバル・ナカジマ、行きます!!!!」





そこで準備を整えていたフォワードたちが攻撃を仕掛けた。
と、言ってもこの攻撃はスバル主体だ。


キャロによってブーストがかけられ、エリオのストラーダを左手に握り、ティアナの指示通りのタイミングで、スバルが突貫して行った。




ストラーダのブーストと、マッハキャリバーの推進力、さらにはエリオがスバルの身体に電流を流してその身体能力を増強し、一気にトップスピードを乗り越えていくスバル。



空気の壁を打ち破って、目も開けられないようなスピードでゆりかごに向かって突き進む。
そして到達した瞬間、右腕を振りかぶり、リボルバーをフル回転させて振動拳を叩き込む!!!




「ウォオリャアあああああああああああああああ!!!!!!」




振動拳は内部破壊の到達点だ。
外壁など、破壊できなくてもいい。内部に伝える手段があれば、それだけで十分!!!





ドゴォウ!!!!




振動拳の威力がゆりかご内部の、全体とは言えずともその一角に広がり、更には矢に内蔵された魔力が一気に炸裂して大爆発を起こす。




ヴィータとスバルがその爆発からバリアを張って退避し、一旦全員と合流し
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ