暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜墜ちる翼〜
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めちゃダメ!!!ライオットザンバー・カラミティ!!!」

《Riot Zamber》


「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」




苦い顔をしたはやてに変わって、フェイトが大剣と化したバルディッシュを振りかぶって、ゆりかごに斬りかかって行く。
その刀身は、ゆりかごを輪切りにしようとすれば、おそらく四分の一は斬れるんじゃないかという程に大きい。


さらに速度は真ソニックだ。威力はどんどん跳ね上がり、ゆりかごへと向かっていく。



そして、ゴォン!!!という壮絶な音を鳴らして、刃とゆりかごの外壁がぶつかり合った。
が、そんなにも長く押し付けてはいられない。





熱いのだ。





当然と言えば当然だ。
ゆりかごのヒビは全体にまわっており、そこからオーロラ状のレーザーが出ている。

方向こそ蒔風に向かっているものの、やはり近くに行けば熱い。




が、このまま引き下がるわけにもいかない。



フェイトがザンバーを振り下ろしたのは、はやての攻撃で付いたわずかな損傷部分。
そこでバチバチと火花が散り、フェイトがそこで汗を流しながら刃を押しつけ続けている。



「行けッ・・・・・行けええええええええええええええッッ!!!!!」

「テスタロッサ!!!変わるぞ!!!」

「シグナム!!!」




後方から聞こえてきたシグナムの掛け声に、フェイトがゆりかごをザンバーで振り切り、そこに切れ目を残す。
それを残しフェイトが離脱した瞬間、そこに向かってシグナムが一本の矢を放った。



翔けよ、隼(シュツルムファルケン)!!!!」



シグナムの魔法で、最大の破壊力を持つ魔力の矢を以ってして、ゆりかごを射抜こうと試みる。
だが、ゆりかごはフェイトが離れた瞬間から、すでに再生を始めており、その斬り込みは消えようとしていた。


「くっ!?」

「諦めるな!!!ヌオオオオオオオオオオおッッ!!!!!」

「!?ザフィーラッ!?」



そこにいきなり、と言っては失礼だが、現れたザフィーラの雄叫びと共に、その切れ込みが「鋼の軛」でつっかえ棒のようにされて開かれていく。
そこに見事、シュツルムファルケンの矢が突き刺さった。


「な、なぜここに!?」

「あのような禍々しいモノが出てきて、黙って居られるオレではない」

「だからアースラから転送魔法で真っ直ぐに来たの。「奴」と戦ったことのある戦力、私たちくらいだから」

「シャマル!!!」




ザフィーラだけではない、シャマルまでいた。
つまるところ、これで八神はやてのヴォルケンリッターが集まったとい
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