第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜取り戻したモノ、先に進むモノ〜
[6/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
量兵器を使ってくるのは敵のみだ。
ならば自分たちはどこからか狙われているのか?
が、そんなことはなく、キャロによれば自分たちの頭上を飛んでいってしまう軌道らしい。
それを聞き、朱雀と白虎がニヤリと笑った。
「白虎!!!チャンスです!!!」
『オッケイ!!!ウヲオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!』
二人が砲撃を遠身で確認し、その延長線上にセイン・レプリカとサラマンドラを投げつける。
当然無傷で、とはいかない。
朱雀は左腕を犠牲にして右腕で投げたし、白虎は炎剣を腹に貫通させ、奪い取っての反撃だ。
それだけのダメージで、もはや顕現はしていられない。
投げつけた直後に剣になってしまい、エリオとティアナの手元に戻った。
そしてセインとサラマンドラが、砲撃にさらされる。
衝突などなかった。
サラマンドラの身体は肉が削げ、骨が砕けて瞬時に消滅し、セイン・レプリカにいたっては砲撃が接近しただけで蒸発してしまったのだ。
「な・・・・なに・・・いまの・・・・それに、お二人も剣に・・・・」
「私だってわかんないわよ・・・・・でも、これで障害は消えた。二人も、多分死んだわけじゃないと思う。全員、このまま地上本部に・・・・」
『その必要はない』
「シグナム副隊長!!!」
地上本部に向かおうとしていたフォワードに、シグナムからの連絡が入る。
どうやら地上本部への脅威はすべてなくなったようで、フォワードにはこれからゆりかごに向かってもらいたいのだそうだ。
『私もすぐに向かう。先に行け』
「わかりました。皆!!ゆりかごに行くわよ!!!」
『みんなーーー!!大丈夫ーーーー!?』
と、そこにタイミングぴったりにアルトの乗ったヘリが頭上にやってきた。
おそらく、シグナムからの連絡を聞いていたのだろう。
『エリオとキャロから預かった子は、施設に送って保護してもらったよ!!!』
「ありがとうございます!!」
『いーって!!みんな、乗って!!!真っ直ぐに向かうよ!!』
「「「「はい!!!」」」」
そうして、フォワードが乗り込んで、ゆりかごに向かう。
その中になぜかヴァイスと、彼のバイクまで積んであったのだが、それはまた後の話に。
そして、フォワードの方は終わったが、アインヘリアルの砲撃はそのまま伸びていっていた。
目標は遥か遠方のゆりかご。
その後方部分、動力炉。
飛来してきた砲撃は、見事そこに命中した。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ