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わけだ。
早速学校に持っていって、やっている連中に「まぜてー」と加わったんだよ。
やるのは初めてだがネットで書かれていたルールは一通り覚えたし、相手は小学一年。
慣れてくためにゲームをするのは必須だけど、その過程で泣かさないように注意してかないとなー、とか考えてた俺を戻れるなら殴りたい。
カードゲームしてたグループの輪に入った俺は、夜空ちゃんっていう子と対戦することになった。
「ひなちゃんからせんこーでいいよー」
「ありがとう。じゃあドロー!」
手札は《サイクロン》《ハーピィ・レディ1》《バードマン》《炸裂装甲》《強者の苦痛》《万華鏡−華麗なる分身−》
中々にいい手札な気がするな。
《ハーピィ・レディ1》は風属性を強化できるし、《万華鏡》でモンスターを追加で出す事も出来る。
けど先攻は攻撃出来なかったはずだし、単純に攻撃力が高いの出しとくのがベターだろう。
「《バードマン》を召喚して《強者の苦痛》を発動!更に二枚伏せてターンエンド!」
《サイクロン》は魔法とかを破壊できる上に相手のターンにも使える魔法カードで、《炸裂装甲》は俺に攻撃してきたモンスターを破壊できる罠カード。
更に更に《強者の苦痛》は相手モンスターの攻撃力をそのレベル×100分下げる永続魔法。
万が一にも《バードマン》が破壊されることは無い鉄壁の布陣!
ああ、自分の才能が怖い!
「じゃあつぎはあたしねー。かーどをひいてー、てふだをすてて《わん・ほー・わん》をつかうねー。でっきかられべる1の《れべる・すてーらー》をだすよー」
レベル1モンスターね。
そんな低レベルモンスターを態々手札1枚を犠牲にしてまで出そうなんて微笑ましいなぁ。
攻撃力も《バードマン》の3分の1の600、《強者の苦痛》で更に下がってたったの500。
せめて守備表示で出してたら壁ぐらいにはなってたんだけどなぁ。
「《しさそせい》でー、さっきすてた《じんぞうにんげん−さいこ・しょっかー》をだすねー。このこがいると、わたしもひなちゃんもわなはつかえないよー」
おっと、さっきのはこれの為の下準備だった訳か。
いやはや、小学1年生にしては良く考えたコンボだな。
でも攻撃力は2400と高いけど、レベル6だから下がって1800
罠カードが使えないのはキツいけど、出来て《バードマン》と相討ち。
次の俺のターンでハーピィコンボで一気に―――――
「おたがいにもんすたーがいるから《きょうせいてんい》はつどー。ひなちゃんのもんすたーといれかえるよー」
……おいぃ?
相手の場に上級モンスターがいるのに、レベル1で攻撃力が600しかないモンスターと☆4攻撃力1800(交換したら140
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