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に抱き上げられてゆっくり丁寧に揺られてしまう。
ちょっ、やめて!
寝ちゃう!赤ん坊は睡眠耐性、が皆、む……なの………
Zzz Zzz……
おはよう、見も知らぬどころか存在自体がオレの空想な諸君。
今回はキンクリして赤ん坊から成長した小学1年生になっていますよ。
もしや一般教育にもカードゲームの魔の手が伸びてるんじゃないかと戦々恐々としてがそんな事はなかったぜ!
代わりに予想以上に一般社会にこのカードゲームが蔓延ってるけどな!!
というか、このデュエルディスクとかいうカードゲーム用機械でカードに書かれているモンスターとかが立体投影できるんだけど、これが子供の腕に付けれる大きさ・重さで普通に売り出されてるんだよ。
更に最近ではこの立体映像に質量を持たせる事に成功したとかいう話だし、そんな超技術をカードゲームなんぞの為につぎ込むとか、どんだけカードゲームに本気なのかと言いたい。
いやさ、確かに元々の世界でも外国なら数万、数十万ドルとかの賞金が出るカードゲーム大会とかもあるって聞いた事があるけどさ。
それでもこれは異常じゃないかな?
ネット統計でもこのカードゲームのプレイヤーが全体の90%以上いるって話だし、これを売り出してる会社はどんだけ儲けてるんだろうね。
地元だとさっき言った立体映像に質量を持たせる事に成功した会社がデカい本社ビル建てたとかニュースで言ってたし。
まぁ、そんな事を考えてる内にふと思ったんだよ。
『この世界でこのカードゲームをしてないのは色々と不味くない?』
と。
何だかんだと街中でデュエルだとかデュエルモンスターズだとかの名前が跋扈しているのに、元々の世界の常識に引っ張られて気付くのに7年近くも掛かるとか自分でもどうかと思うが、過ぎた事はしょうがない。
ルール自体はネットで簡単に説明されてるのがあったし、実際にカードを揃えて子供のうちになれとけば所詮はカードゲーム、何とかやってける筈。
そうと決まれば善は急げと、親にねだると驚くほど簡単にカードをデッキ一式分買ってくれた。それこそ文房具を買ってくれる様に。
こんなあっさり子供に買い与えていいのかしらとかも思うが、都合が良いので気にしないのが人生のコツということでカードを確認していく。
『雛』とかいう今の俺の名前に合わせたのか、鳥獣族とかいうモンスターのカテゴリでまとめられたデッキみたいで描かれてるイラストも中々にいい。
まぁ個人的には機械系のが好みな訳だが、それは後々お金に余裕ができれば自分で集めればいいか。
情報サイトにあったエクストラデッキとかに入れるカードは無いけど、一先ずこれでゲーム自体は出来る様になった
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