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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic24-A列車砲ディアボロス攻略戦〜Sycorax 1〜
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て離脱。ヴィータ副隊長とアリサさんもそれぞれ軌道修正して離脱した。そして、ディエチの砲撃がさっきまであたし達が居たところを通過して行った。
「2射目が来ます!」
「あたしがカウンターを食らわせてやるわ! フレイムアイズ!」
≪やっと出番か! 鈍っちまうよ!≫
アリサさんの“フレイムアイズ”がちょっと文句を言いながら通常の剣形態から銃剣形態に変形して、アリサさんが銃口を列車砲の方角へ向けた。
「イジェクティブ・ファイア!」
そして火炎砲撃を発射。すごい熱波があたし達まで届く。ディエチの砲撃とアリサさんの砲撃が交差して、こっち回避。向こうはドォーンと爆炎が上がった。そのやり取りで、砲撃が中断された。装甲列車からも攻撃が来ないし、そのまま列車砲の周囲20m圏内に侵入できた。
「あら。また会ったわね。ここまで来た以上、以前みたく引き下がることは出来ないから、覚悟はしておいてね」
「母さん」「お母さん」
クイント准陸尉がスバルとギンガさんに声を掛けて、2人がそう呼び返すと、「はあ? お前らの母さんじゃねぇし!」ガラの悪い赤毛の娘ノーヴェが反論する。ボードを持つ娘ウェンディも「そうっスよ! あたしらのママりんっスからね!」そう続けた。
「ち、違うよ! お母さんは、あたしとギン姉のお母さんだよ!」
「あはは。知らない娘にまで人気過ぎて、参っちゃうね〜」
スバルも熱くなって反論。でもギンガさんは「洗脳されている以上、今は何を言っても無駄よ、スバル」冷静さを失わせていない。
「それにね、スバル。私たちの出生から考えて、ノーヴェ達と私たちは姉妹関係になると思う。ここには居ない、セッテ達やアルファ達も同様にね」
「っ・・・!」
スバルやギンガさん、そしてプライソン一派のサイボーグはみんな、プライソンの手によって生み出されて、そしてサイボーグ化された。血の繋がりはないけど、生みの親的なもので考えればプライソンが父親で、スバル達みんなが子供ということになる。
「だから、まとめて助けてあげないと・・・!」
「・・・。う、うんっ」
「スバルとギンガさんは、あくまでクイントさんの保護を最優先にお願いします」
「ティアナの言う通りだ、スバル、ギンガ。お前らの妹は、あたしらが保護するからな」
あたしは“クロスミラージュ”2挺を砲塔を構えたままのディエチ(戦闘不能にはなっていなかったのね)に向け、ヴィータ副隊長は“グラーフアイゼン”をノーヴェに向かって突き出した。
「ハッ、やってみろよチビ! ウェンディ、行くぞ! ディエチはサポートだ!」
「了解っス♪」「了解」
ノーヴェとウェンディが構えを取って臨戦態勢に入ったところで、ヴィータ副隊長が「セイン! クイント准
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