日常編3
女子か
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
キを見てサクラがとんでもないことを言う。そのケーキはシロクマの顔を模したもの。サクラとしては色がシャルルと似てると言いたかったんだけど、言葉の綾でシャルルがシロクマに似ているように聞こえている。
「じゃあ僕はシャルルそっくりのこのケーキに(笑)」
「あんたは黙ってなさい!!」
怒ったシャルルがサクラの頬を引っ張っていると、面白がったセシリーがそれに乗っかる。これはもうシャルルはずっと怒鳴っているパターンかもしれないな。
「わぁ!!シリル!!おっきいパフェもあるみたいだよ!!」
「え!?どれどれ!?」
大騒ぎの三人の傍らでずっとメニューを見ていたウェンディが目を輝かせながら俺にそれを見せてくる。彼女が指さすものを見てみると、そこには色鮮やかなトッピングがされたパフェの写真が載っていた。
「オォッ!!すごく美味しそう!!」
「でしょ!?」
それを見て俺のテンションも一気に上がる。最初はケーキを食べようと入ったんだけど、これを見たら食べないわけには行かない。でも、見た感じ大きそうだし、これを頼むと他のものが食べられるか疑問だ。
「ねぇ、一緒に食べない?」
「いいね!!」
一人で食べるとお腹いっぱいだけど、二人で食べればお互いに他のものも食べれるしいいと思う。ウェンディも同じように考えてくれていたようで、すぐに賛同してくれた。
「じゃあこのパフェにモンブランも付けてっと」
「私はショートケーキにしよっかな」
次から次へとメニューを眺めながら食べたいものを挙げていく。でも、美味しそうなものがたくさんあって目移りしちゃうなぁ。
「迷うわね、これだけあると」
「シャルルケーキじゃなくてこっちにしようかな〜?」
「勝手に命名しないで!!」
メニューを見ているうちにセシリーたちもどんどん迷っているようで、じっとメニューを凝視している。
「ま、大丈夫か」
そう一言言ってメニューを閉じる。食べ放題券があれば費用は気にしなくていいし、スイーツならいくらでも食べられるからあとから追加すればいいやぁ。
「ボタン押しちゃっていい?」
「いいよ」
店員を呼ぶためのボタンを押し、しばらくすると今度はシェリーさんとは別の店員さんが来る。俺たちのこと避けたのかな?とか思いつつ注文をして、頼んだ品が来るまでみんなで雑談をすることにした。
「お待たせしました」
それから数分ほどで頼んだケーキやらパフェやらが到着する。それぞれ頼んだものを受け取ると、すぐさまフォークに手を伸ばす。
「パフェがまだ来てないけど、さっきに食べちゃお」
メインとして注文したデラックスパフェってのかまだ来てないけど、目の前に美味し
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ