暁 〜小説投稿サイト〜
機動戦士ガンダム0091宇宙の念
宇宙編
月決戦編
第42話 真実
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
いのか…」
フーバーが抱えていた意地、見栄、虚勢はもう崩れ去っていた。
アイラはグワンバンに戻らなかったのだから…
「お前は、お前には人なんか殺せねぇと思ってたよ。違うんだな。殺せなかったお前を、殺せるようにしちまった…悪かったな…。お前のことを、誰も守ってやれなくて」
ノーマルスーツでコックピットを出たグレイブスが、モニターに映る。
リゲルグのコックピットに触れたグレイブスの声が、フーバーの脳に響く。
「俺はガデットに反旗を翻そうが、お前らの味方だ…。アクシズで一緒に暮らした仲だろうが…お前を殺せるものかよ…」
彼の言葉の最後が潤んで聞こえたフーバーは、その鉄の扉を開き、久しぶりに彼の顔を見た気がした。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ