第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change7:悪魔の決闘・中編〜Unchanging path〜
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ている。この運動上に戦力を集中させるのは当然といえば当然だな。しかもこっちが体育館を利用する作戦を実行しちまって、ライザー側の『女王』が前線にでき来たわけだしな。
体育館のときよりも激戦になりそうだぜ。緊張して体が震えてきたな。
「イッセー君、緊張しているのかい?」
「あ、当たり前だ!俺なんて数週間前まで普通の男子高校生だったんだよ!!戦闘経験はお前と比べれば皆無に等しいから俺は雑魚同然なんだぜ?」
雑魚といっても俺には神を殺せる強力な赤龍帝の籠手を宿している。本来なら手煮にとってはそれだけで十分脅威だが使うのが戦闘経験皆無に等しい俺だ。ある意味宝の持ち腐れがいいところだな。
それでも俺は部長のために何かしたい。してあげたいんだ!それに俺たちをここまで強くしてくれたシンやテュールさんの期待を裏切ることになってしまう。
たとえこのゲームで俺が一番弱いとしてもただでは倒れねぇ…倒れるなら一人でも多く相手を倒すぜ!
「イッセー君、ほら」
すると木場が手を見せてきた。俺と同様、手が震えていた。もしかしてこいつも………
「イッセー君は僕のことを戦闘経験豊富だといってくれている。確かに戦闘は幾度もしてきている。だけどね僕はゲームに参加することが初めてなんだ。しかも主である部長の将来が決まるゲームでもあるんだ。僕はねこのゲームに参加することに戴せて歓喜しているしそれと同じぐらい恐怖しているんだ。だからこのゲーム絶対勝とう、主である部長のためにもそして、ここまで僕たちを強くしてくれたシン君たちのがんばりを裏切らないように」
木場も俺と同じことを考えていたのか…
「それなら、ライザーの眷属の女の子達が興奮するようなオカルト研究部イケメンコンビネーションでも披露するか?」
「面白いねイッセー君!!それなら僕が『攻め』かい?」
「違うな俺が『攻め』なんだよ!!ッて変なこと言わせるんじゃねえ!!」
まったく。まんまと木場のペースに飲まれちまったぜ。
そんなやり取りをしていると突然勇ましい序英の声が聞こえてきた。
「私はライザー様に忠誠を誓っている『騎士』カーラマイン!!こそこそと腹の探りあいをするのはやめにしようじゃないか!!リアス・グレモリーの『騎士』よ、いざ尋常に一騎打ちで剣を交わおうではないかないか!!!」
グラウンドの中央で装甲が少なめの甲冑を着た女性が堂々と立っていた。てかなんつー大胆な女性だよ!あんなところに堂々とたっていれば『狙ってください』っていっているようなもんだぞ!
「あちらから名乗ってしまわれたら『騎士』としてとして、一人の剣士として隠れるわけにはいかないね」
木場は独り言つぶやくと隠れていた倉庫から出て運動場に向かった。
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