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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
18女神とダクネスに捕まって軽くボコられます
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ッキュバスちゃんに抱き付かれ、女神の暴力からは守られたが、ここまで連れて来られた事情を正座で説明させられた。
「かくかくしかじかで、サッキュバスの一族全体の未来だとか将来を、お婆さんに託された訳でして……」
 正座したまま顔を腫らし、説明させられているカズマ。
 お婆ちゃん子なので年寄りの願い事には逆らえず、出掛けには眼力で魅了されてしまっていたので一応許してもらえた。
「「「ああ、カズマ様……」」」
 そこでサッキュバスちゃんとか族長とか補佐は、カズマを見る目が、ヤンデレ→病みきった目→信仰の対象→、狂信者→カズマ原理主義者右派超過激分子、ぐらいに出世して、いつでもシャヒードしたり自爆テロして天国に召される準備のマインドがオールオッケーでオールグリーンになっていた。
「おい、アクア、カズマを蹴るのはそれぐらいにしておけ、そっちの三人の様子がおかしいぞ?」
 サッキュバス達は、カズマに手出ししている女神とダクネスに向かって「あ? うちらの救世主に何してやがんの? 死にたい? 一緒に地獄まで付き合うよ?」ぐらい病んで瞳孔開ききった教信者の目で見ていた。
「何よ、やんの? ディスペルしてやるわよ?」
 構えを取って戦いのポーズを取るアクアだったが、追いついたサッキュバス兵や、族長と神殿を救いに来た一般サッキュバスも加わり、女神のディスペルを恐れないゾンビのような集団に取り囲まれた。
「この者を捕らえよっ」
「なっ」
 身を守っていた聖水が無いので素早く抑え込まれ、口を塞がれたのでディスペルできず、刃物を出されて喉笛掻っ切られて始末される寸前、カズマが抱き付いて止めた。
「やめてよう、やめたげてよう」
 こんな駄女神でも、パーティー仲間で一応恋人で一緒に苦労した仲で、先日結ばれたばかりなので、命までは取られないように庇う。
「どうしてですかあ? カズマさんを追い掛けて酷いことをしたり、巣を水浸しにした化け物ですよお? もう始末しちゃってイイですよね? ね? ね?」
 狂った目で刃物を持ち、怒りからなのかブルブル震えながら、笑顔のまま女神を殺す許可を貰おうとしているサッキュバスちゃん。「お兄ちゃん、そこどいて、そいつ殺せない」みたいな感じらしい。
「許して、そっちの人もリッチで魔族軍幹部だから、刃物とかも効かないしね? 何かしたら国際問題だよ? みんな聖水とかブッかけられると危ないでしょ? もうこのぐらいにして?」
 女神にクリエイトウォーターさせないように口を塞ぎ、どうにか両方の怒りを抑えるのに、チューして誤魔化してみたが、余計に怒りを煽った。
「カズマ、口塞いでも私、聖水出せるよ、ここにいる魔物、全滅させられるよ」
 駄女神に戻ったのに、また大魔神みたいに顔の前を腕が通過したら、ハニワみたいな作画崩壊した顔が、怒りのゲージ
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