暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王EXA - elysion cross anothers -
TRICLE STARGAZER
TRSG-JP004《お別れは先に済ませておこう》
[8/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
いる。
リリースして発動する効果は無効化
さ
(
・
)
れ
(
・
)
る
(
・
)
。
つまり、リリースしたところで《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果は無効に出来ないし、リリースしたところで戻ってこれなくなる。ここでの"逃げられた"とは、つまり"帰ってきてしまう"ということだ。
「そして《水精鱗−アビスリンデ》の効果が発動して後続が出てくるから、それでトラゴエディア様に
直接攻撃
(
ダイレクトアタック
)
すると……」
『それが攻撃力1400以上ならば、我は
再起不能
(
リタイア
)
というわけか』
「それだけじゃない。出てきたモンスターの攻撃力が2500を越えてきたとしたら、戻ってきた《スターダスト・ドラゴン》もいずれ戦闘破壊される……!」
……そう。
「《深海のディーヴァ》、召喚です!」
間違いなく、俺達は詰んでいた。
― ― ― ― ― ― ― ―
「やっと……着いた………!」
4階から階段を走り続け、ようやく私は屋上の広場へと辿り着いた。
あれから私は、建物の中をクレナちゃんに任せて一人で屋上への階段を駆け上がっていた。自分の"直感"のことをいきなり沙耶ちゃん達に言っても、きっと信じてはもらえない。だからこうして二手に別れ、"直感"のことをわかってるクレナちゃんに下の階を任せることにした。
屋上の自動ドアが動き、屋上広場の光景が私に入り込んでくる。
「《海皇の狙撃兵》が戦闘ダメージを与えたとき、デッキから"海皇"と名のついた"狙撃兵"以外のモンスターを特殊召喚します! 《海皇の竜騎隊》を特殊召喚! そのまま"竜騎隊"で追撃です!」
水属性モンスターがフィールドを制圧する、その光景が。
「……闇のゲームで物理ダメージ受けないとか、卑怯じゃないですか?」
「うん、まずそれは君の言っていいセリフじゃないよね」
……え? この、声は……。
「うそ……蓮、くん……!?」
「あれ、アイシアさん。大会は?」
私の声に気づいたのか、蓮くんがいつもの声で返事をしてくれた。
……最悪なことに、またも私の直感は的中してしまっている。
「よく来ましたね、アイシア。ちょうどいいタイミングですよ」
―――― Turn.7 End Phase ――――
1st/Sakura Yagami
◇LP/8300 HAND/0
◇《水精鱗−リードアビス》ATK/2700
◇《海皇の狙撃兵》ATK/1400
◇《海皇の竜騎隊》ATK/1800
◇set card/mo-0,ma-0
2nd-A/Tragoedia
◇LP/LOSE HAND/-
2nd-B/Ren Kazami
◇LP/ 400 HAND
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ