封印
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たの?」
「今後のことについて」
そして俺の隣には、走れないことを考慮してゆっくりと歩を合わせてくれる幼馴染み。彼女は俺の答えに「ふ〜ん」とどうでもいいような返事をした後、なぜか前を遮るように立ち止まる。
「そういえば!!言わなきゃいけないことがあるんだけど!?」
「え?何?」
なんだろう、お礼でも言われるんだろうか?そう言えばこいつ助けた時にそういうのを言われたことってあんまりないような・・・
「あの女の人の服破るくらい興味があるならあたしに興味持ってくれてもいいんじゃないの!?」
「ひたたた!!いっはらなひで!!」
何やら激怒している少女に頬を引っ張られる。しばらく伸ばされたかと思うと、満足した彼女は手を離し、再度となりに並ぶ。
「なんでこいつはこんなに鈍感なのかな」ブツブツ
何やら本気でお怒りモードのシェリアに恐怖を感じる。そんなにあの行動がイヤだったのか。敵の剣筋が丸見えで普通に返すのは面白味がなかったからやってみたんだけど、同じ女としては許せない暴挙だったのかな?もう二度とやらないようにしよっと。
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