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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
機動要塞も壊していないのに、法廷に立たされたカズマきゅん
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す、当法廷ではサッキュバスの証言を認めます」
発言を認められたので、言葉を続けるサッキュバスちゃん。
「もし、カズマさんが死罪になるなら、私たちはこの街からも去ります。それと私を代わりに死罪にして下さいっ、この生命はカズマさんの物ですっ!」
サッキュバスまで泣かせたカズマは、「どこまでジゴロ野郎で女泣かせ何だ?」と思われたが、もしこの街からサッキュバスが消えれば冒険者には大ダメージで、また病気持ちで安物のブサイクか、ムーミントロールみたいな化け物しかいない売春宿の世話になる羽目になる。それも値段が高いので、サッキュバスのように連日気軽に頼めない。
BBAどもからはサッキュバスがいなくなるのは歓迎されたが、裁判官も検事も判事も弁護側もサッキュバスの店が消えるのには困った。
カズマきゅんも新人サッキュバスちゃんの証言に涙したが、その後ろにいる人物に見覚えがあり、検事、裁判官、全員の顔と言うか、姿形に見覚えがあるのを感じた。
「あ? ブタ259号さん」
裁判長を見て呟いたカズマに恐れをなし、裁判所の全員が下を向いて顔を隠した。
貴族以外にも、高尚で高給取りで身分が高い人物達、少なくとも一度は同僚に誘われて風俗店に足を運んだ事があり、農家のょぅじょに踏まれたり、黄金水を全身で浴びてから公衆浴場でょぅじょ同伴で入浴したり、石臼を挽かされて女の子たちに鞭打たれる新サービスが始まってからは大盛況で、2号店まで計画されていたので、リアルバレだけは困る裁判官たち。
「只今より休廷します、休廷!」
素早く休廷を申し出て、カズマに駆け寄った裁判長。
「君、あの店での事は口外しないよう頼むよ、取引は別室でしようか?」
明らかに動揺し「被告と会話などしてはならない」という初歩の原則も忘れて、裏取引まで持ち出した裁判長。
他の裁判官なども後に続き、店での出来事を話されると困る人物が続出したが、それは裁判結果を好転させず「いっそ喋れないように口を閉じさせる」とか「死人に口なし」と思われる結果になった。
別室。
「実は告発したのは、ダスティネス様の奥様の手の者でね、弁護側はダスティネス様の者という複雑な事情があってねえ、一応君を処罰して、罰金刑か街からの追放ぐらいで済ませる予定だったのだが……」
裁判長からも色々ぶっちゃけられ、「ブタさんの休憩所」での出来事、見聞きしたことは口外しないと誓い、契約書にまでサインしたカズマ。
「でもねえ、検察だけじゃなくて、弁護側とか裁判官全員敵に回ってしまってね、みんな口を揃えて「死人に口なし」とか言い始めたんだよ」
「ええ〜〜〜〜っ?」
証人の証言とか、傍聴席への心象とか、勝ちを確認したような弁護士からも勝訴を約束されたカズマだが、その弁護士までが「死人に口なし」と言い始めて、出来レースだ
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