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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
ダクネスの野望
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り、灰や炭になってしまった物も拾い集めている所を、使用人たちに棒で叩き出されて塩を撒かれて追い払われるのだ。ああ、もうその瞬間が待ちきれない、そして街の教会で、誰一人として祝福されない結婚式を挙げるのだ。アクアもめぐみんも来てくれない、リッチのお姉さんすら汚い物を見る目で通り過ぎて、牧師ですらおざなりな言葉と、割増の料金を払わされて、神への誓いの言葉など穢れたカップルには不要だからと省略され、手早く済まされて、ここでも汚物を扱うように追い出されるのだ。そして表に出た途端、ライスシャワーでは無く石が飛んできて、腐った卵と汚物を投げ付けられるのだ…… ああ、なんと言う素晴らしい門出だろう? そして市長か裁判官でも来てこう言われるのだ。「お前たちのような薄汚い奴らに、この街で暮らす資格などない、今すぐ腐った荷物を纏めて出て行け!」と、そして手荷物も路上に放り出されて、乗り合いの馬車にすら乗車を拒否されて歩いて街を出るのだ。どうにか隣町に辿り着いても、私達より先に回状が回っていて、まずは子供達の石礫で迎えられる、ギルドにも出禁、酒場で食事しようにも「お前たちみたいな汚い奴らに売る食い物も酒もねえ」と断られて追い出され、井戸水も使わせて貰えない、そして馬用の水を飲んでゴミ箱でも漁りながら次の町を目指すのだ。まるで乞食のような格好で何週間も歩き続け、最果ての地に辿り着き、悪党どもの吹き溜まりのような街で暮らすのだ。もうその頃にはカズマも私も人間らしい感情など無くしていて、カズマは酒浸りの生活を送るのだ、昼間から飲んだくれて「酒買って来い、このクソアマ!」とカップを投げつけて酒を書いに走らされる私、場末の酒場で働いている稼ぎより、カズマが呑んでしまう金額のほうが大きくなって、ついに家賃も酒代も払えない日が来るのだ。ああ、そしてついに「テメエのダンナがこさえた借金だ、今日こそ耳を揃えて払ってもらおうか? 払えねえんなら、その体で払って貰ってもいいんだぜ? フエーーッヘッヘッヘッ!」と凄まれても、カズマは見ない振りをして、私が連れて行かれるのを黙って見送るのだ、「どうして? カズマッ、助けてっ!」と言っても背中越しに手を振るだけ、そこで私もようやく気付くのだ、「この男に金で売られた」と…… その日からついに体を売らされて、好きでもない男達と肌を合わせて、子供を産まされるのでは? 性病を罹って若いうちに死ぬのでは? という恐怖と戦いながらも、結局は人間、どのような生活でも慣れてしまうもので、それが日常となってしまうのだ。毎日何十人もの汚らしい男達に小銭で買われて体を売り、その大半は借金の返済か、元締めに奪われてしまう。それでも借金を払い終えたなら、カズマがポン引きとなって私は路上に立って「立ちんぼ」で体を売らされるのだ。その頃には私も「ちょいとお兄さん、遊んでかない? 安くしと
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