ニ、感染
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「どうしたの、ミオ?」
そこには青ざめたような顔をしたみんなが立っていた。
ミオはそう言った。
「いま、クラスの先生がクラスメイトに噛み付いたみたい、そして、噛み付いたクラスメイトも噛み付いて、ゾンビになったみたいだよ。」
「嘘でしょ?」
「いまから学校に戻らない?」
「わかった。」
そして、私たちは学校の裏山から戻ることにした。
学校に戻るとそこはクラスメイトが誰一人いない。それもゾンビ化したクラスメイトが徘徊していた。
「やばくない?」
「やばいよね?」
玄関付近で這い回っていた先生か生徒かわからなくなっていたゾンビがこっちに気づき、私たちは逃げた。少し逃げたところで、私たちは休むことにした。
「ミオ、これどうなってるの?」
「私に聞かれても知らないよ。」
「あ、そうだ、ニュースを見てみよう。」
私は画面を出し、ニュースが見れる動画を見た。
そこにはアナウンスがそう言った。
「ただいま入ったニュースです。誰かが盗んだ感染症薬がいま日本中にばら撒かれました。そして、ゾンビがどんどんと増えているという情報もありますのできをつけてください。」
私はびっくりした。こんなことになっていることは知らなかった。
そんな時、私たちの前になにかの箱が置かれていた。そこには「ゾンビを倒すのに必需品です。使ってください。」
私の目の前に置いてあったのはチェーンソー、ミオの箱の中身は日本刀だった。
「とにかくいまは逃げよう」
ミオが日本刀を持ち、逃げようとしてる時に私はこう答えた。
「ミオ、私、ミオのこと好き!親友とかじゃなくて、付き合いたいの好き。」
「私もリンのこと好きだよ!」
すると、ミオは私にキスをした。
私はびっくりしたけど、しっかりとそのキスを受け止めた。そのキスは短かった。
そして、唇を離した。
「キスの後は安全な場所に行ってからね。」
私の手を引っ張り、私はチェーンソー、ミオは日本刀を持ち、公園を後にしたのだった。
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