第三章
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一もいた、協一は彼を見て言った。
「やっぱり僕達を」
「花のことは頼む!」
若山は協一達を見て彼等に叫んだ。
「今は一つだが後は広めてくれ!」
「わかりました!」
協一が船からだ、若山に応えた。
「蒲公英、広めます!」
「頼んだぞ!」
「はい!」
船の中と岸からだ、二人は最後の話をした。そして手を振り合った。そうして。
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