32秋子の昔話
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天使の人形と一弥から聞こえた心の声、それは「全ヒロイン爆乳化計画」という厨二病で子供じみた唾棄すべき物であった!
女性陣は特に気にせず、貧乳女性は有り難い申し出だと喜んで軽く流していたが、ただ一人、祐一だけは看過できなかった。
既にあゆは「Eカップ」などという奇乳にされてしまい、公式では盛った数値が掲載されているが、実際には身長140以下でバスト70前後が正解で、ヲタク界貧乳の至宝「如月千早様」「にっこにっこに〜」などに匹敵する美乳が失われた!
魔物によって体を強化されてしまった栞、美汐、佐祐理の中には今後の設計図として「時限爆弾」が仕掛けられ、栞のタプタプの脂肪は、筋肉に栄養を与え終わった時、「寄せて上げて乳に集中させる」という卑怯で卑劣な手段で爆乳化が進められる手筈になっていた!
今後体全体は体脂肪10%以下になり、カッチカチのムッキムキのマッスルボディになるので、それはそれとして良かったのだが、シュワちゃんだかスタローンみたいな胸筋の上に、一部だけ場違いなタップンタップンでぶよんぶよんの代物が置かれてしまう。
さらに美汐も、腹の肉とか下っ腹の肉とか、ケツ肉、ぶっとい太腿の贅肉、背脂などから、あの愛らしいバスト80以下の胸部に脂肪が集中してしまい、油臭い女にされてしまう。
魔物には支配できない体の沢渡真琴にも「空中乳素固定装置」なる卑怯で下らない装置が取り付けられ、バスト81のBカップが、爆乳、奇乳へと作り変えられてしまう!
ついでに月宮真琴なんかも「前より肩甲骨の方が膨らんでね?」という折角の良品を、少ない脂肪を集めて無事脂肪させられるらしい。
ここに天使の人形と祐一という、同骨相食む宗教戦争にも似た戦いの火蓋が切って落とされた!
守れ貧乳! ビバ微乳! 素晴らしい物、それは貧乳! ゆけ、祐一! 掛け替えのない人類の宝を守るのだ!
ついでに美汐ちゃん、あゆ、佐祐理お姉ちゃんなんかは不老不死化され、BBAになるのは阻止されたらしいので、それはそれでオッケーだった。
も一つついでに、「大量の悪人の命が奪われ、あゆや少女たちの命を繋ぐため消費されている災厄」なんかも起こっているようだが「は? 何ですかそれ、どちらかと言うと世間のためになりますよね?」程度の認識で、秋子ちゃんも祐一も佐祐理も特に気にしていなかった。
しかし佐祐理には恐ろしい呪いが掛けられ、術を使うたびに体の細胞が焼失して行き、体全体が萌え?尽きてしてしまうような術を使った後、精霊と同じ体だけが残り、人間の子を産むこともできなくなり、魔物である一弥しか産めない体になる。
一弥が産めるのと、不滅の肉体になるので、それはそれでオッケーだったが、人間が持つ低性能の五感が失われてしまい、佐祐理の大切な趣味である「舞の下着を少し霧吹きで湿らせて
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