一、始まりの物語
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周りはみんなスマホまで持っていない。今のこの時代は目の前に画面が出てきて、電話やメールのやりとりができるそんな便利な時代になっていた。
そんな2040年で生活をしている普通の女子高生、リン、そして、リンの親友でもあるミオのこの二人、毎日のように遊んだりする仲で、もしミオが異性だったらリンはどうする?という質問に対して私は付き合うと言うくらい親友として好きな二人。
そんな中、日本中がパニックにする事件が起こる。
それは普通で平日な朝だった。
今日も学校が始まり、親友のミオに会えるだけで嬉しいと思っている。そんな中、しばらく、歩いているとミオが私の手を握り、私をどっかに連れていった。
しばらく走っただろう。ミオの足が止まり、私に振り返り、私にそう言った。
「学校をさぼってリンとどっかに行きたかったの」
ミオの笑顔に「ドキッ」とした。
しばらくの沈黙で私の唇にキスをする寸前にクラスメイトから電話がきた。それはミオのやつだった。
「どうしたの、いま授業中じゃないの?」
「いまそれどころじゃないの、先生がクラスメイトに噛むついてきたの、そして、連鎖していくようにそのクラスメイトがまた噛んできて…痛っ!」
という声とともに電話が切れた。
それが私と彼女のサバイバル生活だった。
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