29秋子ちゃんvs佐祐理、真琴の帰還
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前にもエロいことをして、ジャイアントバズーカで撃退しないと出て行かないのか?)
(アファーマティブ)
左右の腕と一緒に帰らなかった所をみても「一度誰かの体に宿らせて色々とヤって満足させてから、自分の本体でヤって子供を産みたい」と思わせる必要があるらしい。
(もしそうだとしたら、天野とも……)
ガチガチの敬語で会話し、友人も持たずに心を閉ざし、丘から降りてきた妖狐でもいないと会話も無理、エロい妄想をしただけで「何か言いましたか?」と鋭い目付きで怒られる難攻不落の天野美汐ちゃんを思い、「恋仲になったり、エロエロなことを済ませて満足させ、魔物を回収する」などというミッションインポシブルな行動は無理なので、どうやって説得するのか困る。
「そうでしたか、みんな一弥が「エッチな事をして満足させてからじゃないと、舞の体に戻らない」んですか、困りましたね? 二年の天野さんって、どんな子ですか?」
いつも通り祐一の心の声は全部聞こえて、会話しているのと同じ佐祐理。明日にでも固有結界に取り込んで美汐を妹にして、放課後には課外授業?に呼び出してペロペロしてしまい、祐一を宛てがって下半身担当にしようと思っている邪悪なお姉ちゃん。
「え? すごくオバンくさ、いや、古臭い話し方をして、ずっと敬語で話して、人とも打ち解けない子なんだ。真琴、いや、丘から降りてきた狐の「沢渡真琴」が帰って来たら取り付く島もあったんだけどなあ?」
その頃のあゆ。
「ああっ、真琴ちゃん、そっちじゃないよ? えっ? 祐一クンが移動した?」
出発地点の「あゆちゃんのゆめのなか」から舞の家方面、秋子の家へと走っている真琴ロボ? 通常の速度で移動しているが、本体の性能を引き出せれば何でもできる真琴も、運転者が未熟、ロボの方も高等な術など使ったこともないのと「肉まんエネルギー」が枯渇したため徒歩移動に戻った。
「歩きに戻っちゃった。ううっ、体があるとお腹がすくよう、ひもじいよう」
RPGのように「空腹」のステータスがあり、行動に制限が掛かった真琴ロボ。あゆはポケットを探り、小銭入れがあるのを確認してコンビニに入った。
「えっ? もう肉まんが無い、しまったーーっ!」
まだ4月の北海道なのに、季節商品の肉まんが早くも撤去されてしまっている気が早いコンビニ。タイヤキも売っていないので、あゆは仕方なく惣菜パンと飲み物を買った。
((ジュース買ってんじゃねーよ))
天使の人形と一弥に、ダブルでツッコミを入れられ、あゆは食べ歩きしながら秋子の家を目指した。
(お腹すいた、眠い、秋子さんの家に帰る)
空腹状態で保管されていた真琴の体も、パンとジュースのブドウ糖で脳に力が漲り、無意識のうちに秋子の家を懐かしく思い、目の前の空間が揺らいだ。
秋子の家。
そこで里からも知
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