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KANON 終わらない悪夢
28新興宗教
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行こうか? 久しぶりにキレちまったよ」
 と言われて、春の最強ロボ決定戦が開始された。
「オンギャアアア! ガオオオオッ!」
 集合住宅の屋上でペギラに変身して、氷のブレス、異空間に放り込まれる「アナザーディメンション」を放ち、舞に対抗する栞。
「…行けっ、魔物たちっ」
 両手から魔物を放ち、右手に剣、左手に木刀を持った舞が襲いかかるが、悪魔の羽根を生やした栞が空を飛び、地上からの攻撃が効かなくなり、右手の魔物の氷雪攻撃も効かなかったが、左手の魔物の攻撃で炎上させ撃墜に成功する。
「…降りろっ」
 魔物に騎乗し集合住宅の壁を駆け下りる舞、その頃には真琴一行も到着し、戦闘に参加しようとした。
「どうすんだよっ、あんなバケモンども、どうにもならねえよっ」
『我は雷光っ!(以下略)』
 風と雷槌の力を持つ魔物に体を改造され始めている真琴も加速し、雷のスピードで栞に襲いかかった。
「オンギャアアッ!」
 鋼鉄の肉体になった栞には火炎攻撃も効かず、一時酸素不足になって落ちただけで、大してダメージも負っていない。
『ラリックマ、ラリックマ、ダレパンダ、ゲロゲロゲロッピ、キチーチャン……』
 佐祐理お姉ちゃんも、どこかの子供先生か師匠みたいな呪文を唱え「千の雷」をマギアエレベアでコンプレクシオー?しチャッテ駆け付けた。
『おやめなさい、ご近所迷惑ですよ』
 マジギレして興奮し、ゴージャスさゆりんの効果範囲でも大人しくならない一同。既に警察の装備では収拾できず、自衛隊の治安出動を県知事の権限で要請しないと無理な現場。美坂家周辺は次第に焦土と化して行った。
『舞ーーーっ!』
『佐祐理ーーーっ!』
 舞と「エンゲージ」した佐祐理は、BGMに「絶地運命黙示録」が流れる中、髪の毛はピンクになり、男子の制服の上着に金の房まで付き、赤いスパッツに変身し、舞も武闘会?に参加した時のような赤いドレスに変身した。
『『世界をっ、革命する力をっ!』』(声:川上とも子)
 舞の胸から「ディオスの剣」を引き抜き、「世界を革命」なさった佐祐理ちゃんにより、周囲は「世界の果て」と呼ばれる異世界に変換された。
「なんじゃこりゃーーっ!」
 外から見ると、どこかの「東京ジュピター」みたいな外部から隔絶された世界になり、「永遠」を求める「デュエリスト」達が「薔薇の花婿?」を巡って決闘する舞台になった学園では、キャラ設定も結構変わり、有栖川先輩みたいな香里とか、ミッキーみたいな栞も生徒会メンバーになり、祐一も理事長か「桐生冬芽」みたいな王子様系のキャラに変更され「辛さ爆発木っ端微塵、幻の象がパオーン超辛九千億倍カレー」で世界が調律されるまで続いた。
「うぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」
 全部ダメだった。

「テヘッ」
 選択肢
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