26佐祐理の初体験
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たんだ? 佐祐理さん、痛い? もうやめようか?」
目の前の女の子が泣き出してしまったので、痛みがあったり、嫌な相手と繋がってしまい後悔しているのではないかと心配になる。
「違うんです、弟のことを思い出して急に寂しく、ヒック、でも祐一さんと一つになって舞もいるから大丈夫なんです。きっと誰かがこうなるまで守っていてくれたんだと思います」
そこまで記憶を失わせるのは、名雪の力しか有り得ない。苦しんでいた佐祐理の所にも、名雪が現れて苦痛や哀しみに満ちた記憶を封じ、いつも笑っていられる人格に固定して、天使の人形も喜びの感情を持った舞の魔物を与え、命を繋いで来たらしい。
「祐一さん、これから祐一さんの事を「一弥」って呼んでもいいですか?」
「は?」
意味は分からなかったが、ダラダラと涙を流している佐祐理の目付きが舞や香里ぐらいヤバイ目付きに変わったのは理解できた。
もう背中も腰も、魔物の力で手足を使ってガッチリ固定され、逃げられない状態で軽くピストン運動する隙しか与えてもらえなかった。
「ド、ドウシタンダイサユリサン?」
「一弥〜〜、お姉ちゃんの中に帰って来て〜〜、すぐに生き返らせてあげるわ〜〜、あはは〜〜〜っ」
何か佐祐理のトラウマスイッチを激しく押してしまったらしく、すっかりおかしくなってしまった地雷女に抱かれ、オシッコをちびらず別のお汁を出してしまうマゾい祐一クン。
そう言えばこの女の手首にもいつもの傷が複数回分あり、隣には自傷から自殺までが日常のメンヘラスペシャリストがいる。
初体験の相手は出会った当日に買ったばかりのカッターで手首を切り、その姉も何だかんだ言いながら自責の念にかられて手首をギコギコやったらしい。
自分の付き合った女の大半はメンヘラリスカ女で、手首の傷が共通点という最悪の事態に気が付いた。
(イプシロンワン再起動、超重力反応、佐祐理ベアハッグ、だいしゅきホールド、ハードレイプに注意して下さい)
(おせーよ、もう下から掴まってるよ、抜かせてくんないよっ)
戦闘AIに泣き言を言ってみたが、自分の性癖と言うか嗜好は、メンヘラ女が直球ド真ん中で、「いつもそう言う相手が好きになるよう、神様に作られちまった」らしい。
「はわ〜〜っ」
『ドウシタンデスカ? 少シ縮ンデマスヨ、ソンナノ許シマセン』
佐祐理は再び魔物に心を売り渡したのか、いつもの佐祐理さんじゃない佐祐理ちゃんの声になり、やっぱり繋がったまま転がされて上下を入れ替えられ逆レイプされてしまう。
(佐祐理さんだけは普通にできると思ってたのに)
傷なんか物ともせず、ガッシュガッシュと擬音が聞こえそうなぐらい激しく犯される祐一クン。子種混じりの変なお汁を出してもオットセイ君が縮む暇など与えてもらえず、ベッドが血まみれになってもヤリまくられた。
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