第五話 決着
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り瞳が赤く発光し口から牙・・・ブレイク・トゥーサーが飛び出し同時に頭部から気が噴出した。
「はあ!」
麻生の猛攻。ドラスFもこの猛攻に思わずひるむが麻生の拳を掴み取った。
「なに!」
「今度こそお兄ちゃんの身体をもらうね♪」
吸収されそうになる麻生その時。
「お兄さん!!」
フェイトが咄嗟にバルディッシュを麻生に投げ渡した。
「!!」
麻生がバルディッシュを掴んだ瞬間バルディッシュに大自然のエネルギーが流れ込んだ。
「!!」
「!!?」
麻生の手の中のバルディッシュが進化し巨大な太刀になり麻生が振り下ろそうとするがドラスFは離さないその時だった。
『グアアアアアアアアアアアア!!』
「「!!」」
「はぁ・・・はぁ・・・」
プレシアが最後の力を振り絞りドラスFに攻撃を仕掛けた。
「グアアアアアアア!」
ドラスFに一瞬の隙ができたその時麻生がバルディッシュを振り下ろした。
「グアアアアアアアアアアアア!!」
ドラスFがもがいていると麻生は脱出し上部を取った。
「・・・・・・・・・・」
麻生が構えその身体に大自然の力が満ち溢れる。
「はあ!!」
麻生のキック・・・ZOキックがドラスFを襲い掛かった。
「とお!!」
ZOキックに吹き飛ばされるドラスFは身体から蒸気が噴出し始めた。
『グアアアアアアアアア・・・お母さん・・おかあ・・・』
そのままドラスFは動かなくなってしまった。
麻生とフェイトは倒れているプレシアに駆け寄った。
「母さん・・・」
涙をこらえるフェイトにプレシアは両手を広げた。
「かあ・・さん?」
「フェイト・・・抱かせて・・・」
「母さん!!」
フェイトはプレシアに抱きついた。プレシアも残された力でフェイトを抱き返した。
「麻生さん・・私をドラスの所へ・・・」
「え?」
麻生はプレシアを抱き上げるとドラスFの元に下ろした。
「プレシアさん・・・」
「母さん・・・」
『ギアア・・おか・・あ・・さん』
まだ絶命してなかったドラスF。プレシアはドラスFを抱きしめた。
「寂しかったでしょ・・・ごめんね・・・こんなお母さんで・・・」
『お母・・・さん・・・』
ドラスFは子どもの姿に戻った。
「あなたの名前決めてなかったわね・・・あなたは・・・フェリア・・・」
「フェリア・・・お母さん・・・寂しかった!寂しかった!!」
ドラスF・・・いやフェリアはプレシアに抱きついた。そしてフェイトが。
「私が・・・お姉ちゃんだよ・・・フェリア」
「お姉ちゃん・・・ごめんなさい・
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