第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜魔法少女、戦闘〜
[2/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、残酷な声で。
「返せ・・・返せ返せ返せ!!!返してくれないなら・・・・・」
ゴォッ!!!!
「殺す!!!!」
------------------------------------------------------------
金色の魔法が放たれる。
水の奔流が押しつぶす。
しかし、それらの大質量の攻撃は、地獄の番犬によって粉微塵にまで弾き飛ばされた。
スカリエッティアジト内、フェイト陣VSケルベロス
現在無事だといえるのは――総じて戦闘続行可能なのは――フェイトと玄武の一人と一体のみとなってしまった。
ヴェロッサはすでに気絶して壁にぐったりと寄りかかっている。
本来、彼のレアスキルは偵察や諜報に本領を発揮するものだ。
もちろん、ガジェットを相手取ったところから戦闘もできないわけではないが、このような相手と戦闘をする機会はないに等しい。
一方、シスターシャッハはそのヴェロッサを守るためにバリアを張り、その中にいる。
彼女は聖王協会での巡礼の際、過酷な道を信者とともに歩き、時には危険な獣から彼らを守ることもあるため、防御魔法にも心得があった。
もちろん、彼女の本分は戦闘である。
シグナムとサシで戦える実力に、偽りはない。
だが、このケルベロスを相手取る場合、人数が多すぎると、一気に薙ぎ払われる可能性のほうが大きいのだ。
腕の振りかぶり、連続火球、コマのように回転しての突進
それを食らって全員が一撃でやられるわけにはいかない。
そのために、シャッハはヴェロッサのそばについた。
そして何より、フェイトが「これを倒してスカリエッティのところに行くとき、捕まえるだけの体力がないかもしれないから」と、その後をシャッハに託した。
そう言われては、シャッハはこの場で倒れるわけにはいかない。
ゆえにこの場は、フェイト、玄武の二人でケルベロスを撃破しなければならなかった。
「とは言ったものの・・・・これはきついのぅ!!!!」
「でも、やるしかないよ!!ハーケン、セイバァッ!!」
フェイトが魔力刃をケルベロスに向かって数個飛ばして攻撃する。
だがそのすべてを跳躍してかわし、そのままケルベロスは天井や壁をぐるぐる回って疾走し、玄武に体当たりをしてそれでフェイトも押しつぶそうとしてくる。
「舐めるな!!!十五天帝使役獣玄武、最硬の座は、伊達ではないわ!!!!」
ガゴンッ!!!!という重い一撃が玄武を少し後退させたが、何とか踏みとど
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ