第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
なのはStrikerS 〜乾坤一擲、必撃粉砕!!〜
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を手にして生還してきた。
「ティア!!!」
「行くわよスバル!!!残りは二体でしょ!?」
「うん!!!」
ティアナの言葉に、スバルが動き出す。
一体どうやって勝ったのか、怪我とかは大丈夫なのか。
聞きたいことはたくさんあったが、今はとにかく、目の前の敵を倒す事が先。
そう、終わった後に聞くんだ。
全部全部、笑い話にできるような、そんなハッピーエンドにして。
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とか言ってホントに最後に書くわけにもいかないので
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少しだけ時間は戻って
スバル、朱雀と別れた後のティアナは、廃ビルの中を駆け回っていた。
もはや「階」なんてものは意味をなさず、「部屋」や「フロア」なんて区切りもなく、ダンジョンのようになっているそこをティアナは必死に走り回った。
自分には一撃であれを吹き飛ばす手段などありはしない。
しかし、蒔風との模擬戦で知ったのだ。
私には私の勝ち方があり、それは絶対的にあいつらに有利だという事を。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・クロスミラージュ、どれくらい集まった?」
《蒔風さんのデータから見ても、まだ55%に届くかというところです。まだ足りません》
「そう・・・・だったら今度は・・・・こうしてみる、か!!!」
ティアナが幻影に身を隠し、ノーヴェに向かって弾丸を数十発撃ち放った。
しかし、相手の身体は強靭だ。そんなものは意に介さない。
瞬時にティアナの居場所を見つけ、そこに拳を叩きこむ。
それをダガーの刃で滑らせるように受け止め、再び幻影で身を隠す。
さっきからこんなことばかりをしている。
飛び出してからの場所移動、不意打ち、横っ面、正面からの攻撃、フェイクシルエットでのフェイント、ダガーでの攻撃
それらすべて、命中してはいるのだがとてもではないが決定打とはなりえない。
それでも、どうやら核となっている部分があるらしく、そこは全身くまなく撃ち抜いた結果、ガードをしている三カ所だとわかった。
すなわち、頭部、首、胸部の三カ所だ。
だがわかったか
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